うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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「がん治療」のブログは本ブログ「うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際」に統合しました。2012年末までの投稿は「がん治療」ブログでご覧いただけます。

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タンパク質の必要摂取量
成長期はもちろんのこと、病気を治したりアンチエイジングのためには、通常よりも多くのタンパク質が必要になります。
個人差はありますが、一般的に健康な成人男性でおよそ1日60gのタンパク質が必要と言われています。
  
  
卵にするとおよそ5〜6個、肉にすると約300g、魚の切り身では大きいもので3〜4切れほどになるでしょうか。
ということは病態改善やアンチエイジングには、それ以上のタンパク質が必要だという事がお分かりになると思います。
     
  
そしてせっかく食事から摂取したタンパク質ですが、その利用効率を低下させる要因が摂取カロリー不足です。
摂取カロリーが少ないとATP(エネルギー)産生のためにタンパク質が使われてしまい、タンパク質を有効利用出来ないのです。
ですのでカロリー不足にならないように脂質をうまく利用するのがポイントになります。

   
成長期には新生組織の蓄積に必要なタンパク質を摂取する必要がありますし、発熱やガンやアレルギーなど体内に何かしらの炎症がある時は、体タンパク質の異化が亢進するため通常時より多くのタンパク質が病態改善には必要になるのです。
  
  
病態改善のためにはアミノ酸組成がインバランスな植物性タンパク質よりも動物性タンパク質です。
そして脂肪酸の比率を考慮し、リノール酸の少ない豚や牛を中心にすることをお勧めします。
そして先日ブログでも取り上げたように
お肉だけでなくEPAが豊富な青身の魚も食べることも重要です。
   
  
タンパク質の積極的な摂取が大切ということは、徐々に広まっていますが、他栄養素の不足があると、タンパク質摂取量が基準量を満たしていてもタンパク質の栄養状態を正常に維持できない場合があります。
ですので一概に「タンパク質だけを摂れば良い」というわけでもないこともお伝えしておかなければなりません。

   
タンパク質の適正な必要量については、世間一般でまだまだ十分に理解されているとは言えません。

  
なぜならこれまでのタンパク質必要量の実験においては摂取カロリー過多での実験が多かったため、タンパク質必要量が低く見積もられてしまっていたのです。

  
タンパク質への理解は、医療従事者の中でもまだまだ低いのが現状ですが、タンパク質の積極的な摂取と適切なタンパク質代謝の維持は(腎機能低下の人を除き)病態改善に必須の条件になることは間違いない事実なのです。
   
 
繰り返しになりますがタンパク質はただやみくもに沢山摂れば良い訳ではありません。

タンパク質をうまく使える身体作りを目指してくださいね。
| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 08:17 | - | - |


第19回日本抗加齢医学会総会を終えて
昨日、1年で一番大きな学会が終了しました。
  
今回は、エキストラで中国からのドクターたちとのセミナーが金曜にあり、土曜は腸内細菌の検査についての発表の座長としての登壇。
そして最終日の日曜日は、ランチョンセミナーでした。
土曜日の冷たい雨はあがり、快晴の日曜日となりました。
  


座長は白澤先生が光栄にも引き受けてくれました。
セミナーでも話したのですが、今の自分があるのは白澤先生のおかげなのです。
  

   
10年以上前、当時は順天堂大学の教授をされていた白澤先生が偶然にも自分の話を聞く機会がありました。
その直後に『君は面白いことをしている!!』といって高く評価してくれたのです。
そして、日本抗加齢医学会への入会を強く勧めてくれました。
さらにその数年後には、その学会での評議員にまで推薦してくれたのです。
  
   
それから、日本・・・と名の付く多くの学会からお声をかけていただくことが増え、今日のランチョンセミナーはパシフィコ横浜で一番大きなホールで開かれるにまでになりました。

  
1000名の会場は多くの皆様で埋められました。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
なんども自分の話を聞いている先生方、ちょっとだけ新しいスライド挟みました。
復習のつもりで聞いていただけたら幸いでした。

  


  
セミナーの内容は、後日機会があればブログで紹介しようと思いますが、今日のところは思いで話で終わります。
| 学会報告 | 08:41 | - | - |


初めての中国のドクター向けオーソモレキュラー学会開催
6月14日〜16日、横浜みなとみらいで、日本抗加齢医学会が開かれています。
昨日は、午前中に新宿で診療したのちに横浜へ移動し学会へ参加しました。

   
今回は、この学会を利用して楽しみにしていたイベントがあります。
それは中国のドクター向けの初めてのオーソモレキュラー学会が開かれるためです。
   
  
この企画は、中国のLiLi先生と沖縄の新垣先生(写真がなくてごめんなさい)が中心となり中国で栄養療法に興味をもつ医師たちに参加を呼びかけ実現しました。

LiLi先生は、日本に留学経験があるため少し日本語がわかりますが、参加されるドクターには日本語が分かる方はいらっしゃいません。
英語はわかるドクターは多いのですが詳細を正しく伝えるために逐次通訳をいれて日本語でのプレゼンテーションになりました。
写真右がLiLi先生です。




柳沢先生も点滴療法と世界のオーソモレキュラーについて講演されました。


セミナーのあとは参加された多くの中国からのドクターたちと食事会。中国語が飛び交うテーブルでつたない英語を使って情報交換をしました。

  
中国では、ファンクショナルメディスンの考え方が広がりつつあり、その分野の情報から今回のオーソモレキュラー学会を知ることになったようです。
自分の講演も柳沢先生の講演もファンクショナルメディスンでは聞くことがないものだったようで、わざわざ日本まで来てくれた甲斐があったなら良かったです。
   
中国の都市部では、肥満・糖尿病・高血圧などの生活習慣病が急激に増加し問題となっていることなど、日本と変わらない現状についてディスカッションできました。

  
本日6月15日は、中島こうやクリニックの中島孝哉先生の腸内細菌の検査と臨床応用の発表での座長を務めます。
また日曜日の6月16日には、一番大きなホールで行われるランチョンセミナーで講演します。

   
毎年、この抗加齢医学会で多くのドクターやパラメディカルの方々がオーソモレキュラーを知ることになります。
自分がこの学会に入会した当時には、まだまだ栄養やサプリメントなどの発表は少なかったのですが、いまではアンチエイジングの中心の一つに食事や栄養が理解されるようになりました。

  
ちょっとお天気が心配ですが、多くの方に聞いていただきたいと思っています。
今日、明日会場へお越し下さる皆さま、自分を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。
| 学会報告 | 08:44 | - | - |


まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう ― はじめてのオーソモレキュラー栄養療法 ― 増刷決定!

みなさん昨日の『主治医が見つかる診療所スペシャル』ご覧になっていただきましたでしょうか?

約一年ぶりにスタジオゲストとしてテレビ出演し2人の芸能人の方の糖負荷検査の結果を見てコメントさせていただきました。

   

  

テレビでもお話ししたのですが、糖質というとどうしても血糖値だけの問題だと思われがちですが、中性脂肪やコレステロールのバランスをよく保つためにも、なるべく控えた方が望ましいです。

  

  

さて、先月主婦の友社さんから出版した

オーソモレキュラー 栄養療法の漫画本がなんと2週間で増刷がかかったそうです。

たくさんのみなさんに読んでいただけてとても嬉しく思っています。

  

  

Amazonでは現在品切れ中とのことですが入荷間近ですので、もうしばらくお待ちいただけたらと思います。

   

  

既に読んでくださった方、ぜひAmazonレビューもお願いできたら、今後の参考になりますのでよろしくお願いします!

  

 

Amazonは予約受付中です。

以下のリンクからご予約ください。

  

『まんがでわかる 子育て・仕事・人間関係 ツライときは食事を変えよう ― はじめてのオーソモレキュラー栄養療法 』


https://www.amazon.co.jp/dp/4074316978/ref=cm_sw_r_li_awdo_c_hVm1CbD7

| 出版情報 | 08:54 | - | - |


6/13(木)テレビ東京『主治医が見つかる診療所スペシャル』にスタジオ出演します

6月13日(木)19時58分から『主治医が見つかる診療所スペシャル 健康診断で分からない隠れ三大病SP』(テレビ東京)にゲスト出演します。

今回はスタジオまで足を運んで来ました。


  

番組HPより内容紹介


『今回は、健康診断では見つからない危険な病気をテーマに、その発見法や予防法をご紹介!血液検査で正常値でも、実は重大な問題が隠れている事も…。注目すべき3つの隠れ病、「隠れコレステロール」「隠れ肝臓病」「隠れ血糖異常」とは一体?』


ホームページでは予告編も観られるようです。


テレビ東京 HP:

https://www.tv-tokyo.co.jp/shujii/smp/

  

自分は糖負荷検査をした番組ゲストのお2人、西村知美さんとDJ Kooさんの検査結果を見て、血糖コントロールについてコメントをしましたが、非常に興味深い結果でした。



どのくらいオンエアされるのかは分かりませんが、オーソモレキュラー医師として一緒に活動している姫野ともみ先生がレギュラー出演されていて人気の健康思考の番組です。

  

明後日の夜、放送です。

宜しければご覧ください!

| メディア情報 | 14:04 | - | - |


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