自閉症と診断されていた男の子。
この治療を始めて約1年が経過しています。
山あり谷ありですが、確実に改善傾向がありこれまでの保育園の先生も周りの親御さんも、そして両親も確実な成長を実感しています。
今日も診察室では、動物のイラストがかかれたシールを使いながら僕とも会話が成立。
この春から晴れて普通の幼稚園への入園が決まったそうです。
集団の中でもパニックもほとんどなくなり同年代の友達との関係もできてきています。
以前は、保育園から友達が自宅まで遊びに来ることはなかったのですが、最近は多いときには6〜7人の友達が遊びに来る。
ただ本人は、その友達と一緒になって遊んでいるというよりは、きてくれたその環境を楽しんでいるという雰囲気らしいのです。
人と関わりたいのに音や刺激に対して非常に敏感で、感情のコントロールがつかない状態だったのが、食事を変えてビタミンB群やラクトフェリンなどをしっかりと補給することで、穏やかさが全面にでてくるようになっています。
優しい笑顔で余計なことは話さないし、きっとそのことは同年代のお友達にも安心感を与えてるのではないかとおもいました。
今日の診察中もパパとママがいいよっていったところにシールを貼ってねとお願いしたら、しっかりとうなずいて診察室でははがしてもどこかに貼るようなことはありませんでした。