うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
医療法人回生會 新宿溝口クリニック 医師・歯科医師向けセミナーのご案内
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

院長よりご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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「がん治療」のブログは本ブログ「うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際」に統合しました。2012年末までの投稿は「がん治療」ブログでご覧いただけます。

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成長期とスポーツと栄養
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成長期は、普通考えられているよりもはるかに多くの栄養素が必要です。
いままでは、ご飯をおかわりしてパワーをつけさせる!!・・・のような考えでした。
タンパク質の必要量とすると、一般成人は体重1kgあたり1〜1.5gのタンパク質が毎日必要になります。(この量はお肉の量ではありませんので誤解の無いように)
成長期になると、それが約2倍以上になります。

つまり普通の食事ではタンパク質が高い確率で不足してしまうのです。

さらに中学、高校で運動部に所属していたらどうなるでしょう?

成長期に必要な栄養素+激しい運動による消費量・・・・想像よりもはるかに多い栄養素が必要です。
もちろんカロリーも必要になります。

タンパク質やビタミン、ミネラルが運動をしている成長期の必要量から不足するとどのような弊害が起こるか?
陸上競技や水泳などのタイムを競う競技の場合には、記録として現れます。
またサッカーやラグビー、その他のタイムを競う競技で無い場合には、怪我をしやすくなるなどで現れてきます。

先日、陸上競技をしている中学3年生の男の子のお母さんが途中経過を報告しに来てくれました。
もう1年以上栄養療法を併用しています。

短距離のスプリンターなのですが、スタートで失敗したのに200mで23秒の記録を出して県の選抜選手に選ばれたと言うのです。
100mを越えてからの加速がすばらしく、スタートの失敗を取り返しての記録だったそうです。この後半に追い込みができるというのも栄養療法の成果のような気がします。

そしてなんと言っても、元気になったと話していました。
以前は練習が終わって家にかえると、『疲れた』というのが口癖で、家でもゴロゴロしていることが多かった。ところが最近はかばんを置くと、すぐに友達と遊びに行ってしまう。疲れた。。。。ということも全く無くなった。

そして以前よく訴えていた、膝関節の痛みや筋肉の張りなどもなくなったそうです。
陸上部の仲間の多くは、膝関節が痛むオスグット病や下腿のスネが痛くなるシンスプリントなどの成長痛といわれる
痛みに悩んで充分な練習ができない状態になっているということでした。

200m23秒で走る彼は、ヘム鉄を1日9カプセル飲んでいてもなかなかフェリチンが上昇しません。
つまりそれだけ”成長期+運動”というストレスは鉄を消費しているということなのです。
このような栄養の現実を中学高校の運動部の指導者が理解してくれたら、怪我が減りもともとの才能を充分に発揮することができる身体を維持することが可能になります。

そして運動をしていなくても、成長期には栄養のトラブルが起こりやすく、朝おきれない・・・やる気がでない・・・集中力がたもてない・・・などの症状が生じ、これらの表面に出た症状から○○病などの診断となり、抗うつ剤や睡眠薬などが処方されてしまっているのです。

学校の先生やスクールカウンセラーから、早期に心療内科や精神科の受診をすすめられるケースが増えてきているように感じています。
教師やスクールカウンセラーへの栄養の情報を提供することも重要ですが、親が栄養の知識をもち安易な投薬を避けるようにすることも大切なのです。
| 不登校 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0) |


就職、おめでとう!
JUGEMテーマ:健康


今日は、連続のアップです。
栄養解析の結果を見ながら、解析レポートを作っています。

懐かしい患者さんが検査に来てくれました。
前回の検査から1年ぶりです。
初めての検査は、2005年ですからもうずいぶんとこの治療を続けてくれています。

この春に専門学校を卒業し、自分のやりたい分野へ見事に就職が決まりました。
最初のときは、15〜16歳ですから・・・・もしかして中学生だったのかしら・・・・。

クリニックへ来るのも、やっとの思いで着てくれていたことを思い出します。
どうしようもなく強い疲労感、そして頻繁におそってくるゲップや嘔気と嘔吐の発作。激しい頭痛。

受診してくれたときには、診察室では座っていることができず横になっていました。
当然ですが学校へ普通に通うことは困難でした。
主治医からは、胃腸の調子を整える作用がある抗精神病薬であるドグマチールを中心にセパゾンなどの抗不安薬も処方されていました。

そんな彼女が、二十歳を向かえ無事にやりたい仕事へ就職。
調子良いですと言って就職前のチェックに来てくれたのでした。

検査データは・・・初診時と比較すると・・・

総コレステロール  150→180
HDLコレステロール  55 → 70
AST(GOT)      15 → 23
ALT(GPT)      10 → 24
BUN          5 → 12

この変化・・・・すでにこの治療を行なわれている方であれば、すばらしい改善であることがお分かりいただけるのではないでしょうか?
ところが、基準値の範囲に入っていれば正常と判断する方法では、初診時も今回の検査も両方とも問題なしとなるデータなのです。

ところが、患者さんは初診時には日常生活すらできない状態であり投薬治療を行なっていても改善がない状態だったものが、今年の春からの就職に向けて期待と不安をもって挑戦しようとしている若者なのです。

この患者さんの経過でお伝えしたいことがあります。
それは、この治療で最も重要なことは継続するということなのです。
この患者さんは、たしか治療初期の数ヶ月間は、ある程度のサプリメントを摂取されていたと記憶しています。
そしてある程度症状が改善した後には、1ヶ月あたり1万円未満の金額を設定して、そのときそのときにもっとも重要な栄養素を選択して栄養療法を継続されていました。

検査を3〜6ヶ月の一定期間に行なえば、そのときそのときに必要で重要となる栄養素を選択することができます。
また日常生活の質の変化でも重要となる栄養素が変わってきます。それらを間違えずに継続することで、とても高いレベルで日常生活をなんら問題なくすごすことができるのです。

さあ、13日の日曜日はドクター向けの検査データの読み方セミナーです。
今回も初めて参加してくれるドクターが大勢いらっしゃいます。
この治療の本質を1日でお伝えすることはとてもできませんが、まずは検査データを正しく評価することで人の身体の中で起こっている変化を判断する、新しい方法については触れていただきたいと思っています。

| 不登校 | 22:25 | comments(1) | trackbacks(0) |


不登校と栄養障害
JUGEMテーマ:健康


今日の外来で、小学生の娘さんが栄養療法をやっているのに学校の教室へ入れず保健室で授業を受けている・・・ブログで読むと皆さん元気に通学されているのに・・・・あとどのように食事を気をつけたら良いのでしょう?

こんな質問を受けました。
甘いものの制限やサプリメントを服用することに対して強く抵抗していた娘さんも、この治療の効果を実感したり、甘いお菓子を食べた後の症状の出現などを何度か経験したそうです。そして今では、自分からどのような状況でもお菓子には手を出さず、サプリメントも自分から飲むようになりました。

そして治療以前には、
・朝起きれらない
・目が覚めても、体が動かない
・学校へ行こうとしても行けない
・頭が痛い・・・

こんな日々が多くありました。
今では、自分で起きて元気に学校へ行きます。
そして保健室ですが、勉強にも着いていくことができ、さらに友達ができて楽しそうに学校へ行っているそうです。

ただ教室へ入れない。
学校の先生は、やはり教室に入って皆と一緒に勉強しなくてはならない・・・・

お母さんの悩みは、
・今、自分で進んで栄養療法に取り組み、体が元気になり
・保健室だが、毎日学校へ通っている
・そして友達も出来て充実している

そんな娘さんへ、さらに教室へ入ることは強要すべきことなのかどうか・・・・
そして教室へ入ることが出来るようになるためには、栄養療法的にさらにどのような追加のサプリメントや食事の変更が必要なのか??

栄養療法は、受けるストレス対する自分の堤防を高くすることは出来ます。
そのため、以前にはつぶされていたストレスにたいしても、ストレスとして感じることには変化はないが、自分の体や精神への影響が小さくなったりなくなったりするようになります。

このことを考えると、もし今日の娘さんが教室へ入るようになったとしても、以前よりも体や心に感じる反応が小さくなっているであろうことは予想できます。
しかし、何かが原因となって足を運べなくなってしまっている教師へ入る選択をするには、栄養素だけではない要素が関係していることは確かでしょう。

多くのお子さんの経過を診させていただいた経験では、みなさん教室で皆と一緒に勉強したいという気持ちがあるようです。今日の娘さんもきっとその気持ちはあると思います。
ですので、お母さんには保健室で勉強している娘さんのことを、今のままで良いんだよ・・・と、味方になってあげることをお願いしました。

この先に、勇気をもって教室へ入ろうとしたときに軽く背中を押して、そして振り返ればいつでも笑顔で迎えてくれる存在になってあげることが娘さんにとっては安心と勇気を与えるのではないかと思います。
| 不登校 | 22:33 | comments(2) | trackbacks(0) |


不登校、ひきこもり 福岡講演会が終わりました
JUGEMテーマ:健康

ブログでもお伝えしたように先日の日曜日、福岡でひきこもりを中心とした講演会を行ってきました。
100名以上の方々が参加してくれたそうです。
また九州でこの治療を行っている患者さんやご家族ともお会いすることができ、とても貴重な機会でした。

今回の講演会は、僕とともにもう一人講演をされました。
福岡のイトウデンタルクリニックの伊藤夕里亜さんが、歯科クリニックで行っている栄養サポートについて非常に具体的な話をしてくれました。
口の中には、栄養の情報がいっぱいなのです。
漢方では、舌の所見がとても大切で必ず舌診というものを行うのですが、西洋医学ではなかなか患者さんの舌を細かく観察したり治療方針を決める情報にはすることがありません。
ところが歯科の場合には、歯にも細かい情報が隠されていることを知りました。

これからは、歯科分野での栄養療法の理解と認知が広がってくれると良いな・・・と感じました。

また当日は、伊藤夕里亜さんがサポートし栄養アプローチに取り組まれているお二人の患者さんご本人からの話も講演で聞くことができました。

クリニックを訪れてきたときには、学校へ行くことはもちろん、トイレに行くことも困難になってしまった若い女の子が舞台で自分の辛かった経験と、栄養療法による治療経過を話してくれました。
そして自分の辛かった経緯や治療経験などについて、多くの人に知ってもらいたい・・・・という強いメッセージがありました。このことはとても勇気が必要なことであり、多くの患者さんとこの治療に取り組んでいる自分をとても力づけてくれました。

やっぱり患者さんの生の声に込められた真実に敵うものはありません。
厚生労働省の偉い方や、投薬のみを行っている精神科医の耳こそいれないとならない話だったと思います。

あとお一人は、3か月に一度福岡から新宿まで検査に来てくれている患者さんです。
日常は、福岡で伊藤さんがサポートしてくれています。
今回のご本人の話で、いかに大変な経過をたどられてきたのかを知ることができました。
というのも、僕がお会いしたのは新宿のクリニックです。
ところが彼女にとっては、新宿まで来ることができるのは、相当改善した状態になってからだったのです。
それ以前には、入院治療を含めた壮絶な治療経過があったのでした。

残念ながら、改善が間に合わず職場復帰をすることはできませんでしたが、きっとこれまでの経験を生かして今後は新しい形で多くの方へ貢献することが彼女の生業になるのではないかと思ったのです。

普段、医師たちに話をすることが多いのですが、一般の方々へ話をして、治療に取り組まれている患者さんやご家族の方々と会い話をすることは、自分にとってとても大切で必要なことであると感じました。

秋の学会シーズンです。
12月4日の大阪の講演を含めて、この1カ月で4回の勉強会や講演のスケジュールが入っています。
がんばりますよ〜。

| 不登校 | 16:53 | comments(5) | trackbacks(0) |


記者さんと顔合わせ
JUGEMテーマ:健康
今日は、昼休みにあるマスコミの記者さんと顔合わせをしました。

その記者さんは、今の厚生労働省の子供の精神科治療の方向性に疑問をもたれています。
その方向性とは・・・・

小中学校の生徒さんたちの心のトラブルを早期発見し、早期に治療を開始しようという流れです。
つまり、ちょっと落ち着きが無い子供とか・・・・ちょっと問題児とか・・・ちょっと遅刻が多くなった子供とか・・・・

そんなちょっとしたトラブルを見逃さず、早期に医療的な介入をしよう・・・ということです。
ここでの医療的な介入が、例えば家庭環境の整備に専門家が責任を持って介入するとか、心理的な専門家が関わり、先生や親へ適切なアドバイスをする・・・・と言うのであれば問題ないとおもうのです。
ところが現在の方向性は・・・

・できるだけ早期に医療機関を受診させ
・投薬治療を開始しよう

という流れなのです。
さすがに記者さんは、その方向性に疑問をもち僕へ連絡してきたのです。

記者さんの希望は、思春期に投薬が始まり、そのことが問題になった患者さんの話しを聞きたいというものでした。
その連絡をもらってから、数日間に3名の患者さんへ取材を受けてくれるかどうかの依頼をしました。
皆さん、喜んで取材を受けますという応えでした。

3名とも中学生のときに投薬が始まり明らかな改善無く、多剤併用となり・・・僕のところへ来たときには、本来の症状は何なのか分からない状態でした。
そして皆さん、現在は投薬が不要となり、学生生活を復活させたり、アルバイトを1年以上も継続していたり社会性を回復しています。

成長期の心のトラブルには、友人とのトラブルや親子関係など、明確な原因となるストレスが存在します。そのストレスへの反応性の精神症状に、早期に投薬を行なうことは大変危険であり、本来の治療であるはずがありません。

先日の木曜日には、神戸でドクターへの講演会をしてきました。
参加されたドクターに、小児科のドクターが多かったので、講演後のあいさつとして小児科の先生方へメッセージを残してきました。

『子供の患者さんが、たとえどのような精神的な症状を訴えたとしても、決して精神科へ紹介しないでください!!』

それが自分の心からのメッセージです。


 
| 不登校 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |


明日は小児科のドクターへの講演
JUGEMテーマ:健康


明日の夜は、東京の聖路加病院の小児科で講演をすることになっています。
小児科で開業しているドクターも集まる勉強会だそうです。
小児科のドクターばかりが集まる機会で話をするのは始めてですし、場所が有名な病院内ということでいつもと違った雰囲気です。

ここ数ヶ月に血液検査データを解析した患者さんに、たまたま10〜13歳ころに疲労感や頭痛、集中力の低下、やる気の無さ、イライラ感などが発症し、うつ病や統合失調症と診断された病歴の方々が多くいらっしゃったので、講演の資料に経過やデータなどを使わせていただきました。(もちろん個人が特定できるような内容は出しません)

小児は、成長期ということで、我々成人と比較しても容易に栄養障害に陥り易い時期です。身長が順調に伸びていても、それは成長が順調であるということを意味するものではありません。

また栄養障害というと、一般的な栄養素の欠乏症状が出てくるように思われているのですが、これまたそうではありません。

成人での鉄欠乏によって生じる症状と成長期に見られる鉄欠乏症状は、若干異なる出かたをします。
また膝などの関節では成長痛というような、その時期に良くある病気と判断されたり、夜泣きというような症状とも思われないような表現ででることもあります。
時にはチックと診断される症状として栄養障害が表現されることもあるのです。

僕が主催する勉強会には、すでにいろいろなところで情報を得て、この治療法や学問に興味がるドクターが参加されます。
明日は僕のことやこの治療法を全然ご存じない、専門の先生方を前にしての話になります。このような勉強会のときには、ときに激しい反発をいただくか、まったく盛り上がらないディスカッションになることがあります。

どちらにしても、一人でも従来の標準的な治療にこの治療の理論を取り入れ実践してくれるドクターが増える可能性があるのであれば・・・と思いながら資料を作っている最中です。
| 不登校 | 09:45 | comments(12) | trackbacks(0) |


成長期の精神症状について
JUGEMテーマ:健康

今日も、14歳のお子さんの検査データについて解析をしました。
とても多くの栄養面での問題が生じていましたが、肝臓や腎臓などの機能は正常なので、通常の検査の解釈では、なにも問題を指摘されません。

そのお子さんの症状は、
・とにかく疲れる
・朝起きられない
・やる気が起きない
・イライラした感情を抑えられない・・・

すでに小児精神科へ通院され投薬治療が行われていました。
今後、栄養療法によって症状の改善が得られ、投薬もきっと不要になると思います。

先日、遠方から18歳の男子の患者さんが栄養療法の経過を調べるための血液検査を受けに新宿まで来てくれました。
この患者さんも、小学校6年生の頃から体調不良を自覚し、14歳からうつ病の診断にて投薬治療が行われていました。新宿のクリニックを訪れてくれたときにも、薬が無いと多くの症状のために日常生活が困難でした。服薬していても、多くの症状でお困りになっていました。
初診時の主な症状です。
・どうしても精神的に不安定であり、
・ちょっとしたことでもストレスに感じたり
・やる気が起こらなくなったり
・身体のだるさを伴い、頭痛も感じる、便秘がち
・家族以外の人と会うと緊張を感じて身体のうごきなどにぎこちなさを感じる

2年弱の栄養療法によって症状と検査データは徐々に改善しました。
主治医からの処方も減り、今では通常では考えられないほど少量の投薬のみです。
その患者さんは、今年の4月に大学に合格し薬学を勉強し始めました。
薬学部は人気の学部ですが、数校に合格し自分でキャンパスや教育方針などを確認して現在の学校へ決めたのです。
4月から寮生活になることがちょっと心配だったのですが、全く心配は不要だった様です。
久しぶりに会った彼は、一人暮らしでもちゃんとやっていることが明確でした。洋服もおしゃれになり、髪型やアクセサリーまでもバッチリ。たくましくなっていました。

検査データを見ても、一人暮らしによって食事がおろそかになっている印象はありませんでした。
薬の作用と栄養素の作用の両方ともを理解する、スーパーな薬剤師さんになって欲しいものです。もしかしたら研究者さんかな・・・?

成長期のお子様の身体と心のトラブルには、様々な原因が関係することは理解できます。
カウンセリングももちろん必要なこともあるでしょう。また場合によっては、投薬によるコントロールが必要なこともあるでしょう。
しかし成長期なのです。身体も脳も急激な発達をしているときです。成長が止まった成人の平均で体重あたり2倍の栄養素が必要な時期なのです。
どのような症状や疾患でも栄養面での評価と栄養の問題点にたいする対応は絶対に必要なアプローチであると思います。
| 不登校 | 14:12 | comments(0) | trackbacks(0) |


不登校と言われたら・・
JUGEMテーマ:健康

不登校といわれるような状況になった場合には、先ず身体の不調がその原因ではないかと疑ってください。
学校へ行けなくなる直接のきっかけには、いじめや友人関係、先生の不適切な言葉など・・いわゆる人間関係のトラブルが関係することは確かです。
それでも、学校へ行けない状況には、身体の不調が大きく関係していることが多いのです。そして、その身体の不調には栄養的な問題が深く、深く関係しているのです。特に、小学校高学年〜中学生にかけては・・・

いままで多くのお子さんが、不登校という診断?を受けて当クリニックへ相談にいらっしゃいました。
そのような患者さん?の検査データには共通する問題がありました。

‥慣臻魁蔽砲了劼盍泙瓩董
▲咼織潺B群の不足
7貪値の調節障害(いわゆる低血糖症)

このどれも通常の血液検査データの解釈方法では、読み取ることができません。
また血糖値の調節障害についても同様に、正しく理解して適切な指導ができる医師は、まだまだ少ないのが現状です。
しかし、これらの異常は、読み取ってしまえば対策は極めて単純なのです。

しかも成長期のお子さまは、栄養療法がとても効果を出すものです。(まあ原因が栄養なので当然ですが・・・)

先日お伝えした男の子も同様でした。

栄養アプローチを行うと、約2週間で身体が動くような感覚を実感できました。この4月からは毎日学校へ行けるようになっています。

このような経過で改善する場合には、本人の感覚は以前の調子が良かったときと同様の身体の感覚になるようです。
朝から身体が動き、頭もスッキリしている。
学校へ行っても、友達と楽しめ、勉強も頭に入る。集中もできるし・・・

本人にするとまさに『治った』と感じるようです。

そうすると、
食べ物は、好きなものを好きなだけ食べ
サプリメントは不要

という結論が本人にはしっくり来るようです。
そしてこの時期から毎年数人の患者さんのお母さまより相談を受けるのです。



| 不登校 | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |


学校へ行っています
JUGEMテーマ:健康

4月は、新学年の季節です。
今年も大学へ入学できたことなどの嬉しいニュースを頂きました。

不登校ということが問題で栄養療法を行なっている方からも嬉しいお知らせを多くいただいています。

このブログでも紹介したことがある女の子。
数年にわたり栄養療法を行ない、徐々に学校へ行ったり課外授業へ参加したりすることが出来るようになっていました。
そしてこの4月。いよいよ中学へ進学です。
事前に、小学校からの情報を中学校へ伝えて、保健室通学やそのほかについて手配を済ませていました。
ところがどうでしょう??
この4月から、元気に毎日学校へ通っていると言うことです。
新しい環境であることも、思い切った選択を患者さんへ可能にさせたこともあるでしょう。しかし、治療初期の栄養状態では、体力的に通学したり教室で勉強したりすることが出来ない状態であったことは明白なのです。
この数年間の治療によって、体力的な改善とともに新しい環境へ勇気をもって飛び込む精神力も養っていたのかもしれません。

そして本日カウンセリングを行った男の子

不登校の改善を目的に栄養療法を行った場合に良く見られる経過をたどられました。
この患者さんの経過は、また次回にお伝えしましょう。
| 不登校 | 18:21 | comments(1) | trackbacks(0) |


10代前半の患者さんについて
JUGEMテーマ:健康


今日も、学校へ通えなくなってしまった男の子の血液検査データの解析をしました。
データの問題点については後述するとして、どんな症状で学校へ行けていないのか、なにが症状の問題点なのか・・・・現在の状態から見てみましょう。

○朝起きることが出来ない。
○何事もやる気が起きない。
○興味があったことにも興味がなくなってしまった。
○成績が急に落ちた。
このような症状であったためうつ病かうつ状態であると診断されたのでしょう。他院からSSRI,抗不安剤などを処方されました。

以前から、脳には砂糖が必要であると言われていたし、とても疲れ易かったので、甘いものを良く食べていたし、親御さんもいつでも食べれるように家に備えていました。

医師から処方された薬ですので、一般的には指示された量を指示された用法で服用しなくてはならないと考えるのが普通です。

果たして10代前半のお子さんに、これほど多種類の投薬が必要でしょうか?
薬の処方は、一般的に権威あると言われている大学病院から処方されています。

ここで処方されているSSRI(パキシル、ルボックス、デプロメールなど)は、以下のような注意勧告がされています。

*小児に対する有効性及び安全性を検証するための試験は行われていない。類薬(塩酸パロキセチン)において海外で実施された7〜18歳における大うつ病性障害(DSM-IVにおける分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において有効性が確認できず,また,自殺念慮,自殺企図等の発現頻度がプラセボ群に比較して高かったとの報告がある。

この種類の薬を飲むと、いままでではしなかったような行動をしたくなったり、実際にしてしまうということを患者さんから聞くことが多くあります。
その中に、自殺念慮や自殺企図が含まれ、ときに理解できない犯罪行為も含まれているのではないかと思っています。

この患者さんは、最近受診いただたばかりですので、栄養療法の効果は今後数ヶ月を見て見なければ判断できませんが、血液検査データからは高い可能性で改善が期待できると思いました。

検査データについては、また後日。


| 不登校 | 19:46 | comments(1) | trackbacks(0) |


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