うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

詳しいプロフィール

おすすめ書籍
スーパードクターズ!  いま、糖質制限がすごい!  ケトン体生活のススメ (ぴあMOOK)
スーパードクターズ! いま、糖質制限がすごい! ケトン体生活のススメ (ぴあMOOK) (JUGEMレビュー »)
宗田哲男 藤澤重樹 新井圭輔 今西康次 溝口徹 水野雅登 門脇晋 小幡宏一 長尾周格 三島学
関連ブログ紹介

がん治療 栄養療法で毎日を元気に、穏やかに生きる。
がん治療
「がん治療」のブログは本ブログ「うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際」に統合しました。2012年末までの投稿は「がん治療」ブログでご覧いただけます。

オーソモレキュラー療法
リエンゲージメント
携帯からアクセス
qrcode
2月9日 ベーシックセミナーのお知らせ

JUGEMテーマ:健康

 

寒くなったり暖かくなったり・・・・体調維持が大変な気候ですね。

2月2日は、第5期ONP講座の2回目の通学講座です。

この日は、ひめのともみクリニックの姫野友美先生、そして同志社大学大学院生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一先生、さらに管理栄養士であり第1期認定ONPの島野眞澄先生をお招きしての講座です。

この日は、ONP受講者だけが聞くことができるとても貴重な一日になります。

後半には自分も講師として参加し、実際の栄養カウンセリングについてのデモンストレーションをする予定です。栄養素別の質問フレーズを用いた新しい試みになるので楽しみです。

 

そして2月9日日曜には、医師・歯科医師向けのオーソモレキュラー栄養療法のセミナーである、ベーシックセミナーが開かれます。2004年から始めたこのセミナー、いったい何回開催したことでしょう・・・・。

今回は、従来のテキストを改変しより実践的な内容にパワーアップした・・・というか現在アップ中です。

すでに110名以上の方々に参加いただけると聞いていますが、本年最初のベーシックセミナーでもあり、もし興味のある方がいらっしゃればと思いブログで取り上げました。

 

血液検査データには、従来の臓器の異常や病気を見つけるだけでなく、栄養の不足や代謝のトラブルを評価するための多くの情報が隠されています。ベーシックセミナーでは、基本になる3つの病態を血液検査データから深く読み取ることができるようにテキストを作っています。名称はベーシックですが、3つの病態については深くまで取り扱います。この3つの病態を知ることは、日常の臨床で遭遇する患者さんの多くのトラブルへのアプローチに役立つと思います。

 

もしご都合がつくようであれば、ぜひとも参加してください。

多くの皆様とお会いできることを楽しみにしています。

 

以下、主催の株)MSS からの情報です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

2020年2月9日(日)

『オーソモレキュラー栄養療法ベーシックセミナー』

 

☆☆☆ベーシックセミナーのテキストがリニューアルします!☆☆

 

それに加えて

 

☆ご参加3大特典☆

 

 ̄浜椣緡兎各キット

医療機関専用サプリメント

1浜槊屠〕儻貊 by MSS

✨栄養療法ならではの用語を集めて解説した、MSSオリジナルの自信作です。ご参加の皆様にプレゼントいたします✨

 

 

講師:溝口徹先生(新宿溝口クリニック院長)

 

特別講義:齋藤健一郎先生(MSS顧問弁護士)

 

対象:医師、歯科医師、同伴スタッフ(2名様まで)

 

会場:AP浜松町(東京)

 

費用:10,000円/1名

(消費税、テキスト、昼食代を含む)

 

詳細・お申込みはこちらから

https://www.mssco.jp/education/

 

株式会社MSS LINE公式アカウント

LINE ID:  @mssduo

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 21:43 | - | - |


新型コロナウイルスによる肺炎報道で思うこと

JUGEMテーマ:健康

連日のTVニュースで新型コロナウイルスによる肺炎のことが報道されています。

数年前、舛添さんが厚生労働大臣のときに、北米で新型インフルエンザが流行し北米からの飛行機は成田で止められ、完全防護服に身を包んだ人が乗り込み、乗員全員に向けて赤外線測定機を向け体温を測られました。

たまたま自分もカナダからの帰国便でこの場面に遭遇したのですが、宇宙服のような防護服でピストルのような赤外線測定機を向けられ、さらに3時間ほど入国審査が遅れ・・・・とても不快でした。

そのようなことをおこなっても、結局ある程度感染者がでてしまいました。

今回の新型コロナウイルスもある程度は、感染がひろがりニュースになるでしょうが、そのうち何もなかったかのように鎮静化するのではと思っています。

 

インフルエンザの時期も同じですが、このような感染症について報道されるとき、マスク・手洗いなどの重要性が報道されますが、栄養については聞きません。

今回の、ちょっと行き過ぎとも思える報道からオーソモレキュラー的にはどうしたらよいのかについてお伝えしようと思います。

長文になりますがお付き合いくださいね。

 

まずウイルスが上気道の粘膜に付着したとき、粘膜が粘液でしっかり覆われておくことが重要です。

この粘液はムチンというねばねばした水を多く含むタンパク質でできています。この水を含む性質を維持するためには、S-S結合という硫黄を含んだ構造が大切です。ムチンがしっかりと粘膜面を覆っていれば、インフルエンザだろうがコロナだろうがウイルスだけでなく花粉だってムチンととともに排出してしまうので感染症だって花粉症だって防げます。

 

そしてこの粘液層にはIgA抗体という免疫グロブリンの一種が分泌されます。

免疫グロブリンなので、これもタンパク質が主成分。IgA抗体を作るにはリンパ球が正しく機能する必要があり、そのためにはグルタミンやビタミンAが必須の栄養素になります。

 

粘液やIgA抗体の防御でも防げなかったときに、粘膜がウイルスに暴露することになり生体に影響が出る可能性が生じます。粘膜細胞をきっちりと固く結び付けておくために必要な結合たんぱくはビタミンDによって誘導されます。さらにビタミンDはビタミンAと協調し免疫反応のレベル調節を行っているためとても重要です。ビタミンAの働きを維持するためには亜鉛が必須でしたね。

さらに細菌やウイルスの感染を防ぐために抗菌タンパクが分泌されるのですが、このタンパク質の合成にもビタミンDはとても重要です。

 

そしてこれらの防御にも関わらず、ウイルスの侵入を許し感染が成立するとき、まず局所で炎症が生じます。熱が出る前に喉が痛くなったりする時期のことです。

このときに最も大切な栄養素がビタミンCといえると思います。全身の免疫担当細胞が喉などの炎症部位に総動員されることになるのですが、そこでビタミンCが必須の栄養素。一刻を争う状況なので十分なビタミンCがないと局暑の炎症が全身に波及し、関節痛や発熱が生じてしまいます。

 

オーソモレキュラー的には、このときからオリーブ葉にふくまれるオレユロペンという分子が活躍します。早めに摂取することによって全身への感染の波及を食い止めることが出来ます。クリニックでは妊婦さんなどにも風邪やインフルエンザ、ノロウイルス感染などで使ってもらっています。

 

ということでこの時期、まず常識的に。。。

・できるだけ人込みを避ける

・マスク、うがい、手洗い

 

そして

・ビタミンAとビタミンDを10000IU

・アミノ酸の一種であるグルタミンの補充

・亜鉛の補充

・ビタミンC200〜250mgをちょこちょこ2g程度を目安に

・それでも喉が痛くなったら、すぐにオリーブ葉エキス

 

こんな感じをおすすめします。

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 11:07 | - | - |


初出張

JUGEMテーマ:健康

少し遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。

昨日は、母校である福島県立医科大学へクリニックの学術部スタッフ2名を同行して初出張でした。

同級生でもある、福島県立医科大学疫学講座の大平哲也教授へ時間を作ってもらいいろいろと教えてもらいに行ったのです。

大平先生と

大平先生は、大学卒業後心療内科の研修を終え臨床を経験された後、疫学へ進みアメリカへ留学。帰国後は大阪大学で助教授を務めたあと母校の主任教授に就任しました。疫学の分野では、世界的権威といっても良いすばらしい研究をされています。

 

なぜクリニックスタッフを同行して大平先生へ面会したかというと・・・・

新宿溝口クリニックは、2003年に栄養療法の専門クリニックとして開業してから、受診された全ての患者さんへ詳細な検査を行っています。膨大な貴重なデータをいただいているのですが、それらをまとめ、解析し、評価し、公表することを怠ってきました。

クリニックでは、経験豊かなドクターが診療してくれる曜日も増え、学術部にも専任スタッフが居るようになり、ようやく本腰を入れて取り組むことができるようになりました。

福島医大の疫学講座にも協力していただき、指導教官を任命してもらいました。これからもっとも苦手であった統計解析の作業がはじまります。

 

午後からの日帰り出張という電撃スケジュールでしたが、早速予備解析にてとてもよい結果がでてきました。

学術部スタッフの絶大な協力をいただきながら、徐々に形にしていきたいと思います。

 

本年も、よろしくおねがいします。

 

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 14:41 | - | - |


今年もお世話になりました

JUGEMテーマ:健康

本日で、新宿溝口クリニックの診療も仕事納めです。

本年も、多くの患者さんにご利用いただきました。

 

この治療に取り組むことを選択いただき、改善される経過に触れる機会をいただいたことを感謝いたします。

昨日の自分の外来診療は、冬休みになったこともあると思いますが、多くのお子様の患者さんに受診いただきました。いつもいつも思うのですが、お子さんが自分から食事に注意を払いサプリメントのみながら、自分の困ったことをなんとかしようと取り組まれる姿には感動します。治療が軌道に乗るまでのご両親の苦労も大変なことと思いますが、きっと改善が得られると思うので頑張っていただきたいと思います。

 

今年の仕事納め、ブログ納めにもなるとおもうので、今回は患者さんの了解をいただきながらお手紙を紹介させていただきます。

手紙を書いてくれた患者さんは、5年前の初診時には多くの抗うつ剤を服用してました。

それでもうつ症状から多くの精神症状の改善がえられず、まさに絶望していることが診察をしながら伝わってきました。

とても危険な状態であることが明白であったため、栄養療法的にも最善のアプローチを提案させていただいたところ、ご家族の協力もあり取り組んでいただくことができました。

精神疾患の急性増悪時には、常に衝動的な自殺のリスクへの対応が必要になります。栄養療法では頻繁に点滴を用いて栄養剤を補給することも行います。そして常に主治医を通しての入院の可能性も考えて対応します。

この患者さんもまさにそのような状態であり、栄養療法初期には家族に付き添っていただき頻繁に点滴に来てもらいました。

 

そんな切迫した状態であった患者さんが、5年間栄養療法に取り組んでくれた結果です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いつも大変お世話になっております。

直前の骨折なども色々ありましたが、11月〇〇日に無事に結婚式を挙げることができました。

 

この日を迎えることができたのは、栄養療法と出会えることができたからです。

妹が栄養療法を見つけてくれたことは、一番の感謝です。

減薬に失敗して 生きる希望を失い 入院していた私は

薬をやめるられる日がくることも想像できなかったし

ましてや 結婚なんて 考えられませんでした。

 

溝口先生に後押ししてもらって妹と二人で行った小笠原。

小笠原に行く前の日

妹に言われて書いた満月へのお願いの紙に

 

「減薬に成功しました

 健康で 元気に幸せにくらしています  2015・9・〇〇 ブルームーン」

 

と書いたの精一杯でした。

 

断薬なんて絶対に無理だと思っていたから せめて薬が減ったらいいなと願ったのです。

 

妹には恋愛について書くと良いといわれたけれど

それ以上は、お願いすらできないくらいに 考えられないくらいの状態でした。

 

そんな状態の私が、薬をやめることが出来たのは

栄養療法や減薬や断薬に詳しい先生との出会いと、その治療を続けることを支えてくれた家族と

いつも温かく対応してくれた クリニックのスタッフの皆さんのおかげです。

 

私は祖母の死後、着物を着ることが出来ませんでした。

小さな頃から、自分の結婚式で白無垢を着ることが憧れでした。

今回は 夢だった 白無垢を着ることが出来ました。

 

きちんと 自分たちで 乗り越えることが出来ました。

きっと 天国の祖母も 喜んでくれると思っています。

 

結婚式の準備も 引っ越しも ものすごく大変でしたが、

先生やスタッフの皆さんが、事前にどれだけ大変かを教えてくださったので

見通しと覚悟がもてました。

 

なにより その準備などの大変な状況の中では

どうやったら 自分に優しく 無理せず

たんぱく質をとることができるかを

具体的に教えてくれたスタッフには感謝です。

 

本当にありがとうございました。

皆さんのおかげで 私だけでなく家族一同 とても幸せな日になりました。

本当は 今すぐにでもビタミンの点滴に行きたい 体の状況ですが

あまりにも疲れはてているので行けません。

取り急ぎ お礼の気持ちを伝えたくてお手紙しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

このお手紙とともに白無垢や純白のウエディングドレスを着た、初診の時とは別人になった

輝く笑顔の患者さんと、本当にやさしそうなご主人の数枚の写真も同封いただきました。

まだ結婚式の疲れや、その後のもろもろできっとビタミンB群を消費していることと思います。

 

たしか年末からは新婚旅行に行く予定でしたので、のんびりしていただき充電して戻ってきて

もらいたいと思います。

 

ブログをお読みいただいている皆さま、本年もありがとうございました。

来年もまたよろしくお願いします。

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 17:00 | - | - |


オーソモレキュラーを学ぶ皆さんとの集い

JUGEMテーマ:健康

12月15日日曜、本年最後の講演会でした。

講演会といっても、今回のセミナーはオーソモレキュラーをともに学んでくれている医師・歯科医師以外の皆さんとの懇親が大きな目的のものでした。

ONP オーソモレキュラーニュートリションプロフェッショナル

ONE オーソモレキュラーニュートリションエキスパート

ONS オーソモレキュラーニュートリションサポーター

それぞれ特徴あるプログラムでオーソモレキュラー栄養医学を学んでもらっています。

 

このブログを読んでいただいているような皆さんには、オーソモレキュラー的な栄養の考え方は抵抗がないものと思いますが、一般的にはまだまだ知られていないものです。

とくに医学、栄養学、生理学などを学んだ場合には、とても抵抗感が大きな考え方なのです。

厚生労働省がビタミンB1は1mgでよいですよ〜としているのに、オーソモレキュラーでは200mgを摂取してもらうことなんてザラですので。。。

 

第1期のONPは、10回以上すべて東京での通学講座でした。

まだどんな内容のものかも分からない状態でしたが、60名ほどの方がまさに全国から毎週のように東京の会場まで通学してくれたことを思い出します。

ことしの10月から第6期のONP、第3期のONE講座が始まりました。

 

自分がこの治療に出会い臨床で応用し始めて20年。

最初のころは、細々・・・・という感じで診療もセミナーも行っていました。

ONP講座が始まった6年前には少しずつ知られてきたなかなという感じ。

 

そしてこの数年は、加速度的に栄養の作用をもちいて病気を治療するという、オーソモレキュラー的な考え方が知られるようになったと思います。自分の勉強会へ参加してくれたドクターや関係のないドクターも含めて、医療の専門家である医師・歯科医師からも情報が次々と発信されています。

 

このような考え方は、日々の食事だけでなく生活習慣にも注意を払い、ときに多くの栄養素を補充するなど実践する人が主役のものになります。それゆえ、間違った情報やアプローチは改善が得られないだけでなく、かえって病態を複雑にしてしまったり症状を増悪させてしまうこともあります。

栄養はときに薬よりもはるかに効果があるのですが、体へ負担になることもあるのです。

 

今年も多くのセミナーを行ってきました。

来年もどんどんスケジュールが埋まってきています。

多くの皆さんへ直接お会いしながらであったりウェブを通してだったりして栄養の素晴らしさを伝えていきたいと思います。

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 13:06 | - | - |


医師向けセミナー

JUGEMテーマ:健康

 

昨日、2019年の医師向けセミナーが終わりました。

11月は3・4日の連休もOND(オーソモレキュラーニュートリションドクター)セミナーと昨日のアドバンスセミナーが2週連続となり自分も少しハードでしたが、両方のセミナーに参加いただいった医師、歯科医師も多く本当にありがとうございました。

 

ONDは連休にも関わらず150名程、昨日も90名ほどの方々に参加いただき、この考え方が多くの医師に知られるようになったことを肌で感じることができます。

 

11月23日には千葉で一般の方向けの講演会があります。

こちらは、ブログで告知をしようと思っていたのですが申し込みが始まると早々に満席になってしまい多くのキャンセル待ちの方がいらっしゃると聞いたのでお知らせは控えていました。

2月にも同じ千葉県柔道整復師会酸主催の講演会を行ったのですが、その時には大雪の翌日にもかかわらず多くの方に参加いただきました。参加いただいたみなさんと公演中にコミュニケーションとりながらの楽しい後援会だったので、今回も千葉にお邪魔するのが楽しみです。

 

そして12月には、自分が講師を務めているONP(オーソモレキュラーニュートリションプロフェッショナル)講座とONE(オーソモレキュラーニュートリションエキスパート)講座を完了した皆さんと現在受講中のみなさんとの集まりが控えています。

いつもはウエブ上でのお付き合いが多いので、リアルにお会いできる機会を楽しみにしています。

このセミナーでは、姫野友美先生と大友道明先生などもご登壇いただきます。

一緒に学ぶ仲間とオーソモレキュラーを実践している医師との交流も目的の一つになっています。

 

本年は令和という時代が始まり、台風をはじめ多くの災害も経験しました。

ラグビーワールドカップで感動もあり・・・

 

あと数回の出番を終えてから、来年に向けてチャージです。

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 09:59 | - | - |


歯科領域での栄養療法の応用セミナー

JUGEMテーマ:健康

今回のブログは、セミナーのご案内です。

 

歯科領域におけるオーソモレキュラー栄養療法の応用についてです。

 

実は、歯科の先生方にもオーソモレキュラー療法は広がり、臨床でされている先生方が増えています。

また施設内で勤務されている歯科衛生士さんなどが積極的に勉強し患者さんをサポートし指導しています。

 

今回のセミナーでは、実際に毎日の歯科診療においてオーソモレキュラー栄養療法を実践されている歯科医師とオーソモレキュラーをしっかり勉強しONPという資格を取られた歯科衛生士の方などから興味深いレクチャーをいただくことになっています。

 

内容が少し専門的になり一般の方が参加できるものではないのですが、ブログをお読みの方で対象となる方はぜひとも参加してください。

 

一般向けの無料講演会は、11月23日 千葉駅前 で行われることが決まりましたので詳細は後日お知らせしますね。

 

 

 

*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*

106()東京開催

蝪唯咤喙膾邸〇科・オーソモレキュラー栄養療法実践セミナーをご案内致します。

 

蝪唯咤咾箸靴討麓造某年ぶりの企画となる歯科セミナーですが、

オーソモレキュラーの歯科を牽引する森永宏喜先生、

たくさんの症例をお持ちの宮崎の金城正典先生、

横山貴士先生は、「鶴見大学歯学部附属病院口腔機能診療科」での

「口腔心身症」の患者さんへ『ナイアシン』を用いて

疼痛を緩和した貴重な症例をご発表頂けることになりました。

 

今回は講師として、認定ONP・歯科衛生士の井上珠代さん、成田端映さん、
田代素子さんの3名もご登壇します。


 

 

≪蝪唯咤喙膾鄭

歯科・オーソモレキュラー栄養療法実践セミナー 

 

■日時:

 2019106() 10:0017:00(受付開始9:30) 

 

■会場:

 AP品川 

 新幹線・JR各線・京浜急行線「品川駅」高輪口(西口)から徒歩3

 https://www.tc-forum.co.jp/kanto-area/ap-shinagawa/shn-base/

 

■講師

 ・森永 宏喜 先生 (森永歯科医院 院長)

 ・金城 正典 先生 (きんじょう歯科医院 院長)

 ・横山 貴士 先生 (あおばファミリー歯科 院長)

 ・井上 球代 (歯科衛生士・認定ONP)

 ・成田 端映 (歯科衛生士・認定ONP)

 ・田代 素子 (MSSカウンセラー・歯科衛生士・認定ONP)

 ・伊藤夕里亜 (MSSクリニックサポート 部長)

 

■内容

 歯科医療機関でオーソモレキュラー栄養療法を導入する際に必要となる知識とノウハウを1日で学ぶ内容です。

 症例発表の他、実践的な即応用出来るカリキュラムとなっています。 

 

■対象者:医師、歯科医師、同伴スタッフ、認定ONP

 

■受講料:10,000(税込)

 

■申込期日:102()

 

■詳細&お申込方法https://www.mssco.jp/education/

☆認定ONPの方は「オーソシステム」よりお申込みください。

 

 

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 17:15 | - | - |


うれしいひと時

JUGEMテーマ:健康

 

カルテを振り返ってみると2010年9月が初診でした。

30歳になるこの患者さんは、精神障害者の就労支援センターで働いています。

そしてその施設で1ヶ月に1回の栄養セミナーを続けているとのことでした。

 

参加してくれる利用者さんの出席率や継続率も高く、みなさん食事でゆで卵を追加したり、プロテインやビタミンB群をサプリで飲むようになったり・・・・

 

その結果、週1回ぐらいしか施設にこれなかった方が、毎日施設にこれるようになり就労のための作業をこなせるようになったりと成果がどんどんでてくるようになりました。

施設を運営している会社からも評価してもらえるようになりましたと報告してくれました。

 

この方・・・・というか元患者さんは、2010年初診ですが統合失調症の診断で投薬されていました。

その後、食事に気をつけ必要な栄養素をサプリで継続して補充、2017年11月まで新宿で定期的に血液検査も施行していました。

この間に症状が改善、抗精神病薬も減薬されます。

経過中に診断が統合失調症から双極性障害へ変わり、薬の内容も変更されました。

オーソモレキュラーをとにかく根気よく継続しながら、結局は双極性障害の薬も主治医の判断で不要となります。

 

そして付き合っていた女性と結婚。

自分の経験を生かせる精神障害者就労支援施設へ入職。

その施設で栄養セミナーを開催。

 

強い疲労感や抑うつ感に苦しんでいる利用者さんが、自分の経験をつたえセミナーに参加し実践することで元気になる。

そして感謝される・・・・

 

こんなことが自分に起こるなんて・・・

先生に会えてよかったと言ってくれましたが、2010年の辛い最中でもネットで検索し新宿のクリニックを受診されたこと、そしてとにかく可能な限り継続をしてきたこと。そんな彼の勇気と根気の行動が今の彼を作っているのが明確です。

 

18歳で統合失調症と診断され投薬が開始されると、一生薬は飲み続けることが常識であり、さまざまな支援を受けて生活するというのが現在の精神科治療です。

 

オーソモレキュラー療法を確立したカナダのホッファー先生は、治療のゴールはタックスペイヤーつまり納税者であることといつも話されていました。

今日紹介した彼は、もっと大きな成果を作っています。

報告に来てくれたのですが、本当にうれしいひとときでした。

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 11:48 | - | - |


鉄バイオサイエンス学会へ行ってきます

JUGEMテーマ:健康

 

9月20・21日 京都府立医大で開かれる第43回鉄バイオサイエンス学会へ行ってきます。

9月20日には、栄養療法における鉄の重要性について講演する予定になっています。自分の講演のためもありますが、この学会の演題には興味津々。

とにかく鉄に関係する垣根を越えた専門家集団の集まりなのです。

農芸化学の分野から”飼料中鉄含有量のラットの体内鉄料と吸収への影響”とか、鉄の基礎的研究者から”セルロプラスミン(CP)への亜鉛の結合はCPとトランスフェリンとの結合を可能にする”とか・・・他の学会ではとても聞けない、すごく面白そうな(笑)内容の演題がいっぱいです。

 

この学会も43回目という歴史あるものです。そのほかには日本のビタミン学会は海外と比較しても歴史ある学会で、多くの基礎研究が海外の専門家から評価を受けています。

以前、脳の機能とビタミンB群の働きについて講演していたオーストラリアの演者に、講演内容がとても素晴らしかったです・・とコメントしたところ、自分の講演の内容のほとんどすべては日本のビタミンの研究者によって得られた結果です・・・と逆に感謝されたこともありました。

 

狭い分野をとことん追求するのは、日本人の得意なことなのかもしれませんね。

 

さてここで、先日の診療で鉄について感じたことをお伝えしたいと思います。

 

患者さんは40歳代の重度アトピーの女性です。

数年前に脱ステロイドはできましたが、全身の炎症をともなう皮疹がつよく落屑も伴っていました。

1年ほど前に栄養療法のことを知り、自分なりに情報を集めて実践してきました。

アトピーの治療でも鉄の補充が大切なことを知ったため、ネットで鉄剤を購入し飲んでみました。

すると、長年苦しんでいた強い倦怠感が改善し、1日に数時間は横になっていないと過ごせなかった体力が改善するのを実感しました。

ところが、皮膚症状はどちらかというと悪化。とくにほてりやかゆみが強くなりステロイドを使いたい・・・・という感覚に悩むようになります。

さらに、もともとの甘いもの好きだったものがさらに増強。

 

パンも麺類も甘いものも抑えきれない衝動が強くなります。

イライラも強くなり、子供やご主人に強い口調で暴言を言ってしまうことも・・・・

 

もともと温厚だった性格が、過食や暴言などを伴うようになり自分を責めることも増えてきてしまいました。

体が動くようになったため鉄は継続していたのですが、肝心なアトピーがよくならず他の症状が増悪していることもあり、一度しっかりと検査して取り組んでみようということになり、半年前に受診してくれました。

 

臨床症状と検査結果は、腸内のカンジダが悪さをしていることが明白でした。

腸内環境が悪く、とくにカンジダなどの真菌類が関与しているときには、鉄の補充に注意と工夫が必要になります。

 

腸内細菌のうち悪玉菌といわれるものの多くは、自らの活動などに鉄を必要とします。とくにカンジダや真菌類は鉄を必要とするため巧妙なシステムを構築して腸内に存在する鉄を取り込もうとしています。

そのため栄養療法をするときに、体内では鉄欠乏があるため鉄を補充したい状況でも、腸内環境の悪化を防ぐことを優先すると鉄の補充をためらうことも出てきます。

 

今回は、全身倦怠感やアトピーの改善のために鉄は必要であり、そして腸内カンジダの増殖を起こさないようにするということを両立させる必要がありました。

 

食事指導は、カンジダの活動を抑制する方法です。GFCFと痩せないように糖質制限、さらに果物の制限などです。

サプリメントは、カンジダを含めた抗菌作用があるハーブ系のサプリメントとともに、通常よりも少量のヘム鉄、さらにそれでも悪玉菌やカンジダへ鉄を渡さないような工夫をしました。

そして腸の粘膜を丈夫にする栄養素の補給です。

 

先日、2か月ぶりに来院してくれたのですが、全身の赤身が消え全体的にスッキリと引き締まった印象です。

なんといっても表情が晴々して明るいのです。

鉄剤を継続することに不安があったようですが、ヘム鉄に変更したことによって以前の鉄剤によって起こったメンタルや食欲の変化が改善しているというのです。

これには、鉄剤をヘム鉄に変更し量を調整し、さらにハーブを併用したことによってカンジダを含めた悪玉菌の活動が抑制されたことが大きな要因だと思います。

 

性格まで変わってしまったと悩んでいたのがウソのように、以前のおっとりした穏やかな自分が戻ってきたことを嬉しそうに報告してくれました。これには家族が一番喜んでいますとも!

 

9月の京都では、基礎的な研究者が多く参加している学会なので、このような臨床経過よりも背景にある基礎的な理論と反応のほうに興味を持ってもらえると考えています(笑)

ディスカッションでは専門的な深く厳しい意見もでるかもしれませんが、研究者の皆さんからいろいろと教えてもらうつもりで講演してみます。

 

 

 

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 09:40 | - | - |


今日はベーシックセミナー

JUGEMテーマ:健康

 

今日は、品川港南口のホールでベーシックセミナーでした。

医師、歯科医師、そして認定ONPの皆さんを合せて150名以上の大勢の方々が参加してくれました。

外は暑い暑い・・・ホールはクーラーが効いているところで10時〜17時の長丁場。

 

ベーシックセミナーでは、血液検査データの読み方の基本的な考え方を理解していただくことを目的に資料を作っています。

テキスト

特に鉄代謝、タンパク質代謝、血糖調節の3分野にしぼっています。

なぜかというと、この3つの分野のトラブルを正しく評価すると、多くの臨床のトラブルにたいしてアプローチが可能となります。

このベーシックセミナーは、2004年から始めているのですでに15年。

細かい字には老眼鏡も必要になってしまいました・・・・

それでも多くの先生方や認定ONPの皆さんが、貴重な日曜日の時間を割いて参加してくれるのでがんばります!

 

 

今日は、初めて参加いただくドクターがとても多かったので、検査データの評価についてマイクを向けて質問しながら進めることも多くなりました。参加いただいた先生方には、急にマイクを向けてしまい失礼しました。諸先生方には、積極的に参加していただきましてありがとうございました。

ドクターが分からない質問も認定ONPの方から答えていただくこともあって、こちらとするとちょっと嬉しかったです。

また機会があったらセミナーへ参加してくださいね。

 

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 22:08 | - | - |


| 1/31PAGES | >>