2019.06.15 Saturday
初めての中国のドクター向けオーソモレキュラー学会開催
6月14日〜16日、横浜みなとみらいで、日本抗加齢医学会が開かれています。
昨日は、午前中に新宿で診療したのちに横浜へ移動し学会へ参加しました。
今回は、この学会を利用して楽しみにしていたイベントがあります。
それは中国のドクター向けの初めてのオーソモレキュラー学会が開かれるためです。
この企画は、中国のLiLi先生と沖縄の新垣先生(写真がなくてごめんなさい)が中心となり中国で栄養療法に興味をもつ医師たちに参加を呼びかけ実現しました。
LiLi先生は、日本に留学経験があるため少し日本語がわかりますが、参加されるドクターには日本語が分かる方はいらっしゃいません。
英語はわかるドクターは多いのですが詳細を正しく伝えるために逐次通訳をいれて日本語でのプレゼンテーションになりました。
写真右がLiLi先生です。
柳沢先生も点滴療法と世界のオーソモレキュラーについて講演されました。
セミナーのあとは参加された多くの中国からのドクターたちと食事会。中国語が飛び交うテーブルでつたない英語を使って情報交換をしました。
中国では、ファンクショナルメディスンの考え方が広がりつつあり、その分野の情報から今回のオーソモレキュラー学会を知ることになったようです。
自分の講演も柳沢先生の講演もファンクショナルメディスンでは聞くことがないものだったようで、わざわざ日本まで来てくれた甲斐があったなら良かったです。
中国の都市部では、肥満・糖尿病・高血圧などの生活習慣病が急激に増加し問題となっていることなど、日本と変わらない現状についてディスカッションできました。
本日6月15日は、中島こうやクリニックの中島孝哉先生の腸内細菌の検査と臨床応用の発表での座長を務めます。
また日曜日の6月16日には、一番大きなホールで行われるランチョンセミナーで講演します。
毎年、この抗加齢医学会で多くのドクターやパラメディカルの方々がオーソモレキュラーを知ることになります。
自分がこの学会に入会した当時には、まだまだ栄養やサプリメントなどの発表は少なかったのですが、いまではアンチエイジングの中心の一つに食事や栄養が理解されるようになりました。
ちょっとお天気が心配ですが、多くの方に聞いていただきたいと思っています。
今日、明日会場へお越し下さる皆さま、自分を見かけたら、ぜひ声をかけてくださいね。