うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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栄養療法の効果を確認
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待合でお待ちの方々に、生まれたばかりの赤ちゃんをだっこされている方が・・・無事に出産されたようです。
赤ちゃんがいるので、他の患者さんには申し訳無かったのですが、順番繰り上げて診察室へ入ってもらいました。
まるまる太った、肌のとってもきれいな女の子です。
目が合うと、本当にかわいい笑顔を返してくれます。

患者さんであるママさんも、『いつもニコニコしていて、穏やかな赤ちゃんです』と話されていました。
妊娠中から栄養療法をしていて産まれた赤ちゃんを、僕らはビタミンベビーと呼んでいますが、おだやかでニコニコしていて、そしてとてもよく寝てくれるのがビタミンベビーに共通する特徴です。ですのでここまでは、普通の妊婦さんへの栄養療法の結果です。

ところが話を聞くと、大変な出産だったことと栄養療法の効果が再確認できた出来事があったのです。

無事に出産して病室に戻ったところ、部屋の床が一面覆われるほどの大量の出血が起こってしまったのでした。出血量は2リットルをはるかに超える量で、意識が遠のいてしまうほどだったそうです。
通常であると、大変危険な状態になるのですぐに輸血をしながら救急処置が出来る大病院へ搬送する状態なのです。場合によっては子宮摘出をしないと命の危険にさらされる深刻な状態なのです。ところが、何度採血してもヘモグロビンが10を下回らなかったのです。
産科の先生も看護婦さんも首をひねるばかり。出血後の輸液が終わった後にもヘモグロビンが10以下にならない。さらに大出血をしたはずの患者さんもケロッとしている・・・・。

結局、輸血もせずに救急搬送もされることなく済んだそうです。

この患者さんは、妊娠中期から後期にかけて赤ちゃんへの鉄の移行が多くなる時期に、ヘム鉄を増やしてしっかりと摂取してくれていました。妊娠中にも母体が貧血にならず貯蔵鉄が保たれているのは、出産後のうつを予防したり様々な栄養障害を予防します。
今回は、弛緩出血による大量出血という大きなストレスにおいても栄養療法で予備力を整えたことによる効果が不足の事態で確認することができたのでした。

この患者さんは、新宿のクリニックには2009年10月に頭痛・倦怠感・眠気・イライラの改善を目的に受診されました。
それらの症状が改善してしばらくしたころに妊娠することができました。
すでにお子さんがいらっしゃる方ですが,その後はなかなか妊娠しないし体調があまりに良くないのでもう一人子供を作ることはあきらめていたそうです。

出産後の弛緩出血という出来事があっても、これまでの産後よりも体調が良く穏やかに子供たちに接することができるのは妊娠前から栄養アプローチを継続していたたことが理由であると思います。
そして心も体も余裕がある出産や子育てが、母子だけでなく家族全員に与える影響は計り知れないのです。

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 18:02 | comments(0) | trackbacks(0) |


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詳しくは、2013.1.23の記事をご覧ください。





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