うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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成長期とスポーツと栄養
JUGEMテーマ:健康


成長期は、普通考えられているよりもはるかに多くの栄養素が必要です。
いままでは、ご飯をおかわりしてパワーをつけさせる!!・・・のような考えでした。
タンパク質の必要量とすると、一般成人は体重1kgあたり1〜1.5gのタンパク質が毎日必要になります。(この量はお肉の量ではありませんので誤解の無いように)
成長期になると、それが約2倍以上になります。

つまり普通の食事ではタンパク質が高い確率で不足してしまうのです。

さらに中学、高校で運動部に所属していたらどうなるでしょう?

成長期に必要な栄養素+激しい運動による消費量・・・・想像よりもはるかに多い栄養素が必要です。
もちろんカロリーも必要になります。

タンパク質やビタミン、ミネラルが運動をしている成長期の必要量から不足するとどのような弊害が起こるか?
陸上競技や水泳などのタイムを競う競技の場合には、記録として現れます。
またサッカーやラグビー、その他のタイムを競う競技で無い場合には、怪我をしやすくなるなどで現れてきます。

先日、陸上競技をしている中学3年生の男の子のお母さんが途中経過を報告しに来てくれました。
もう1年以上栄養療法を併用しています。

短距離のスプリンターなのですが、スタートで失敗したのに200mで23秒の記録を出して県の選抜選手に選ばれたと言うのです。
100mを越えてからの加速がすばらしく、スタートの失敗を取り返しての記録だったそうです。この後半に追い込みができるというのも栄養療法の成果のような気がします。

そしてなんと言っても、元気になったと話していました。
以前は練習が終わって家にかえると、『疲れた』というのが口癖で、家でもゴロゴロしていることが多かった。ところが最近はかばんを置くと、すぐに友達と遊びに行ってしまう。疲れた。。。。ということも全く無くなった。

そして以前よく訴えていた、膝関節の痛みや筋肉の張りなどもなくなったそうです。
陸上部の仲間の多くは、膝関節が痛むオスグット病や下腿のスネが痛くなるシンスプリントなどの成長痛といわれる
痛みに悩んで充分な練習ができない状態になっているということでした。

200m23秒で走る彼は、ヘム鉄を1日9カプセル飲んでいてもなかなかフェリチンが上昇しません。
つまりそれだけ”成長期+運動”というストレスは鉄を消費しているということなのです。
このような栄養の現実を中学高校の運動部の指導者が理解してくれたら、怪我が減りもともとの才能を充分に発揮することができる身体を維持することが可能になります。

そして運動をしていなくても、成長期には栄養のトラブルが起こりやすく、朝おきれない・・・やる気がでない・・・集中力がたもてない・・・などの症状が生じ、これらの表面に出た症状から○○病などの診断となり、抗うつ剤や睡眠薬などが処方されてしまっているのです。

学校の先生やスクールカウンセラーから、早期に心療内科や精神科の受診をすすめられるケースが増えてきているように感じています。
教師やスクールカウンセラーへの栄養の情報を提供することも重要ですが、親が栄養の知識をもち安易な投薬を避けるようにすることも大切なのです。
| 不登校 | 11:10 | comments(0) | trackbacks(0) |


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また、個人的な症状の判断やお薬などの処方についてはお答えできません。
詳しくは、2013.1.23の記事をご覧ください。





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