うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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【2017年8月20日(日)オーソモレキュラーサイカイアトリーのセミナー報告】
今日は先日開催されたセミナーの報告をしたいと思います。


今回のセミナーは、オーソモレキュラーサイカイアトリーというタイトルで、精神科心療内科領域における栄養療法についてとりあげました。


心療内科領域は、我らが姫野友美先生にご講演いただき、実際の症例の改善経過と栄養療法はいかに医療経済的に見てもメリットが大きいかについてお話しいただきました。


そして今回のセミナーは、何といっても国立精神・神経医療センター神経研究所疾病研究第三部 部長の功刀浩先生をメインスピーカーにお招きしたことです。
功刀先生は、精神科専門医であり国立研究機関のリーダーのお一人です。


オーソモレキュラー療法は、多くの医師に知られるようになっていますが、功刀先生のような精神科専門医でしかも国立の研究機関のリーダーのような立場の医師には、まったくと言って良いほど受け入れられていないと思います。

事実、ある大学の精神科教授は御著書のなかで、栄養療法で増悪した患者として”溝口さん”という方を登場させ、暗に栄養療法と自分にたいする批判的なご意見を示されています。


そんな状況でも、今回のセミナーにご登壇いただけたのは本当に画期的なことなのです。


また今回のセミナーでは、東京医大のメンタルヘルス科准教授の市来先生に座長をお願いしました。

市来先生には、新宿で月に2回外来を担当していただいている頼りになる精神科のスーパードクターです。
そしてなんと市来先生は、僕の高校時代の同級生でもあり、研究時代に功刀先生が指導医だったという経緯もありました。

写真は、大学の准教授である市来真彦先生、国立機関の中心的なドクターである功刀浩先生、そして心療内科学会の評議員である姫野友美先生との貴重な記念写真です。


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