うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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OND講座が開催されました
9月16日(日)と17日(月)の2日間、医師・歯科医師の皆さんを対象にした、OND(オーソモレキュラー・ニュートリション・ドクター)講座で、講師としてお話をしました。

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会場には、初めてご参加される先生から、お顔なじみの先生まで、120名を超える先生方にご参加いただきました。
先生方、連休の貴重な2日間にご参加いただき有難うございます。


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自分は、普段行っているセミナーでは一応、スーツにネクタイを締めて先生方の前に立っているのですが、2日間の集中講座はいわば持久戦、マラソンです。
先生方にリラックスしていただけるよう、そして自分自身も最後まで完走できるように、ノーネクタイで臨みました。




さて、自分が日曜に行っている普段のセミナーは、先生方ができるだけ臨床に応用できる様な内容で作っています。
普段のセミナーでも、知っておくべき基礎の部分にも触れてはいますが、OND講座は、背景にあるオーソモレキュラー栄養医学の基礎にあたる部分を中心に扱うものです。

一昨年までは、秋の連休の2か所を使い、4日間の日程で基礎を含めたオーソモレキュラー栄養医学で使う機能性分子についての情報をまとめてお伝えしていました。そこから講義内容を絞り教科書も一新、昨年はプレ講座、そして今回は、第1回のOND講座として、2日間の日程で最新情報をお届けしました。

今回の教科書は、「代謝」に重点をおき、オーソモレキュラー栄養医学を、臨床現場で用いる際に必要となる5大栄養素の基礎知識や、その生理作用をお伝えする内容となっています。

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講座1日目の夜には懇親会が行われ、
自分も交流の場に参加させていただきました。


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70名以上の先生方が参加された懇親会は、とても和やかな雰囲気。
診療科を超え、懇親の場を持つことができました。

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丁度、講座の1日目は、歌手の安室奈美恵さんが25年の歌手生活に幕を閉じ、引退された日となりましたね。一つの時代を築かれた人が平成の終わりと共に去っていくのは、いろんな意味を象徴しているように感じます。

振り返れば、自分がオーソモレキュラー栄養医学に出会って約20年。積極的に先生方へ、この治療法の情報提供を始めてから20年弱が経ちました。

この分野は日進月歩です。最初に習った内容がガラっと変わってきていることも、実は多くありますし、特に最近はネットを開けばいろんな情報が出てきます。

ご参加いただいた先生方には、そんなネットから得られた情報を患者さんから聞いた時や、先生方が患者さんに情報を応用する時、OND講座の教科書を開いていただきたいです。一度基礎に立ち返り、本当にその情報が患者さんにとって有用なものかどうかを振り返る「機会」と「資料」に、このOND講座と教科書がなってくれれば嬉しいです。
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| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 19:18 | - | - |