うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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ビタミンAって?

JUGEMテーマ:健康

8月2日にビタミンって??

というタイトルで、ビタミンという単語が生れた経緯についてお伝えしました。

発見の歴史から、ビタミンA⇒B⇒C⇒D⇒E と見つかった順番で命名されました。ところが、その後にそれぞれが単一の物質でないことが分かります。そのときに、ビタミンという名称を止めれば良かったのですが・・・いまでも使われていることが誤解の根本だと思っています。

 

昨日、オーソモレキュラー療法の実践医でもある、ひめのともみクリニックの姫野先生がレギュラーで登場されている『主治医が見つかる診療所』を見ていました。

 

たしか、夏を乗り切るために重要な栄養素は、ビタミン”エース”という呼称でビタミンA・C・Eが紹介されていました。

そしてそれらの栄養を多く含んでいる食材として、パプリカが紹介されていました。

 

パプリカに含まれるビタミンA??

きっとβカロチンのことでしょう。

 

ビタミンAと呼ばれる栄養素としては・・・

 

・βカロチン

・レチノール

・レチナール

・レチニルエステル

・レチノイン酸

 

おもに緑黄色野菜に含まれるβカロチンは、体内に吸収されるとビタミンAに変換されるのでビタミンAに含まれることが多いのです。ところが、βカロチンには単独で重要な作用があり体内でのビタミンAへの変換は少なく海外の栄養学の教科書などではビタミンAに含まれていません。

 

一般的には、レチノールを狭義のビタミンAとし、それ以外のレチナール、レチニニルエステル、レチノイン酸まで含む場合には、広義のビタミンAとしています。

 

おもに魚の内臓や魚油に含まれているのがレチノール、レバーなどの動物性食材に含まれているのがレチニルエステルです。

レチニルエステルは、ビタミンAとしての活性がないエステル体で、体内でのレチノールの貯蔵形態になります。

 

体内では、レチノールが一部活性を有し、おもにレチナールとレチノイン酸が生物学的活性を有する形態です。

特にレチノイン酸は、強い活性をもっているため副作用がありますが、一般的な食材にはレチノイン酸は含まれていません。合成のビタミンAサプリメントには、レチノイン酸が含まれています。

 

ここまで書いて、ポイントがずれてしまったかも・・・と感じています。

つまり、ビタミンAってなに?

という質問には、すぐには答えられません。

ビタミンAって過剰摂取の危険性や副作用の心配があるのですか???

という質問にも、すぐには答えられません。

 

これらの質問に、みなさんならどのように答えますか??

 

この先は、また後日。

 

あすから、新宿溝口クリニックは夏休み後の診療開始です。

スタッフもきっとリフレッシュして元気に出勤してくれるでしょう。

患者さんとご家族へ全力でサポートさせていただきます。

令和元年の後半もよろしくお願いいたします。

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