うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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新型コロナウイルスへの公式文書発表。 そして天気で体調が左右される気象病にも原因があります。

JUGEMテーマ:健康

 

国際オーソモレキュラー医学会が新型コロナウイルスに対して公式文書を発表しました。

日本オーソモレキュラー医学会では自分も理事を務めていますが、その本部である国際オーソモレキュラー医学会が公式に発表した事はとても大きな意味があると思っています。

 

これまでにも書いてきましたが、これからはウイルスと上手く付き合っていく事が重要となってきます。

各個人の健康力=栄養力が大事になってくる時代です。

そして自身で正しい情報を判断して行く時代となってくると思います。

栄養や食事について意識し正しい知識を持っている人が乗り越えていける事でしょう。

 

◆新型コロナウイルス感染に関する公式声明(日本オーソモレキュラー医学会HP)

https://isom-japan.org/article/article_page?uid=fd6801591771285

 

さて、東京は梅雨入りし連日、雨模様ですね。

雨が降ったり梅雨の時期など、季節の変わり目に体がだるくなったり、めまいや頭痛などを訴える方がいます。

天気によって発症したり症状が悪化する事を「気象病」と呼んでいます。

 

天気の影響を受ける痛みは多岐にわたり、頭痛、肩こり、膝の痛み、リウマチの痛み、ケガの後の痛み、線維筋痛症の痛みなどがあり、実はどのような痛みでも天気の影響を受ける可能性があります。

 

気圧の変化は人間にとって、とても大きなストレスになるのですが、脳に強いストレスがかかり、扁桃体と呼ばれるところが過敏になったり、前頭前野や海馬が萎縮するなど脳が変化する事により、不安やうつなどの精神症状が現れて、痛みがさらに強くなってしまうのです。

そうすると、痛みだけでなく、気分が落ち込んだり、体全体が痛くなったりします。

 

気圧を感じるセンサーは内耳にあり、気圧の変化を感じると、センサーでキャッチした気圧の変化が情報として脳に入り、自律神経系を活性化させます。

自律神経系には、交感神経と副交感神経がありますが、気象病を持つ方は、内耳が気圧の変化に敏感なため、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。

交感神経が活発になれば痛みを感じ、副交感神経が活発になればだるくなったり眠くなったりするのです。気象病で痛みがひどくなるのは、交感神経が活発になりすぎて痛みの神経を直接刺激したり、血管が過剰に収縮してけいれんし、血管の周囲の神経を興奮させるからだと考えられています。

 

また、低気圧がしばらく続くと楽になる方もいれば、高気圧の時に発症する方もいます。

以前に、フィリピン沖に台風が発生すると頭痛が起きる為、台風を予知できる患者さんがいらっしゃいました。

 

対処法としては、自律神経を整える事が大事になってきますが、適度に体を動かし、起床時刻はなるべく毎日同じにして、

朝食はしっかり食べる(もちろんタンパク質を!)ことなどが重要になります。

最近ではエアコンで夏は涼しく、冬でも温かく過ごすことができます。

体にとってやさしい環境は、自律神経系の働きを弱めることにつながり、自律神経のバランスが崩れやすくななります。軽く汗をかく程度の運動や、湯船にゆっくり入るなどして、意識して汗をかきましょう。

 

自律神経の訓練としては、足湯→足冷やし・顔の温冷タオルや水シャワーなど刺激の変化がある事が良いですね。スクワットなどの下半身の運動も効果的です。

 

オーソモレキュラー栄養療法的には気圧の変化により抹消への血流が悪くなるのでEPAやナイアシンなどによる循環の改善。そして何より酸素を運ぶのに欠かせない鉄。

鉄欠乏がある方は天気の影響を受けやすいのです。

 

鉄欠乏による体への影響は計りきれません。

是非、皆さん鉄リッチな体づくりを。

| 気象病 | 18:33 | - | - |