うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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慢性疲労と鉄欠乏から
慢性疲労症候群と診断されるような症状の多くに、鉄欠乏が関係する可能性があることをお伝えしました。
鉄はエネルギー産生においてとても重要な働きを示すので、低体温や冷えなどの原因になりますし、反対に微熱を継続させることの原因にもなります。

しかし、鉄欠乏の状態では多くの神経精神症状が生じることが知られています。
これからお伝えする様々な症状は、鉄欠乏がある場合には起こりうる症状ですが、その症状があるからといって必ず鉄欠乏があるというものではなく、また鉄欠乏があると必ず現れる症状というものではありません。

・易興奮性 ・集中力の低下 ・頭痛 ・易疲労性(慢性疲労)・抑うつ感情

などがあります。
要するに、イライラしやすくなり、家事などに集中しにくくなる。
頭痛を頻繁に自覚し、すぐに疲れ、時にうつ傾向。

鉄欠乏のお母さんに対して栄養アプローチを行うと、子供のいたずらなどの些細なことでイライラしなくなり、

「お母さん、優しくなった!!」

とお子さんから好評のこともありますが、

「怒らないから、お母さん変・・・」

と意外なコメントをいただくこともあります。子供たちは、これぐらいのいたずらだったら、お母さんはどの程度の反応をするかということを知っていて、確かめているのかもしれません。
| 慢性疲労症候群 | 23:07 | comments(1) | trackbacks(0) |


コメント
慢性疲労に鉄欠乏・・・まさに私です。
大変な症状がたくさん出るのですね。
早く治したいです。
| yoshiko | 2013/06/25 5:57 AM |
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また、個人的な症状の判断やお薬などの処方についてはお答えできません。
詳しくは、2013.1.23の記事をご覧ください。





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