2007.03.26 Monday
アトピーを食事で治す
アトピーを食事で治すという資料が机の上に置いてありました。
その資料は、新宿のスタッフが紹介してくれたものです。
京都の高雄病院というところで実践されている治療法で、新宿で行っている栄養アプローチにおける食事指導ととても良く似ているものでした。
その資料にあった生活習慣のポイントについて紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アトピー性皮膚炎と食生活十箇条
一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン、白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲み物は水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚介類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量に摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA,DHA)など身体によい油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで
(財)高雄病院 http://takao-hospital.jp/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さすがですね。
とても良くまとまっていて実践的です。
僕らが指導する食事療法とほとんど同じ内容です。
この指導で、特に評価できることは、アトピーの食事指導であるにも関わらずタン白制限を行っていないことです。
アトピーのような皮膚疾患はどうしても塗り薬やスキンケアなどばかりに目が向いてしまいます。(もちろん大切なことですが)
いまだに日本皮膚科学会は、栄養面とアトピーの関係については無視なのか興味がないのか・・・、治療のガイドラインはステロイドを中心とした軟膏治療ばかりを強調します。
大きな病院で皮膚疾患に対して、栄養的な考え方を導入することなどが始まり、本当に嬉しい限りです。
アトピーに限らず、病態の改善にはタンパク質の代謝を良好な状態にたもつことが絶対条件なのですが、今のアトピーの治療では全くおろそかにされているだけでなく、いたずらにタンパク質の制限が行われています。
この資料を僕に紹介してくれたスタッフは、アトピーの治療のために、以前この高雄病院に入院していたことがある女性です。
そのときの入院治療で、食事によって症状が変化することを実感し、あることがきっかけになり、新宿で治療するようになりました。
当時は、体力的にも限界になり、専門学校を辞めなくてはならないほどの状況でしたが、栄養療法によって、アトピーの症状も改善し、体力も向上!!
新宿のクリニックをアルバイトで手伝っていたのですが、ついにフルタイムの常勤スタッフに抜擢されたのです。
そして、ここ数ヶ月は、どのスタッフよりも残業時間が長い労働環境になってしまいました。
ここで症状やデータが増悪したら、雇用主である僕の責任です。。。。が、ついついデキルので仕事をたのんでしまうのです〜〜。
その資料は、新宿のスタッフが紹介してくれたものです。
京都の高雄病院というところで実践されている治療法で、新宿で行っている栄養アプローチにおける食事指導ととても良く似ているものでした。
その資料にあった生活習慣のポイントについて紹介します。
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アトピー性皮膚炎と食生活十箇条
一、主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
二、白パン、白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
三、発酵食品(味噌、漬け物、納豆など)をきちんと食べる
四、液体でカロリーを摂らない(飲み物は水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
五、魚介類はしっかり食べ、肉類は適量を摂る
六、季節の野菜や海草はしっかり食べ、旬の果物も適量に摂る
七、オリーブオイルや魚油(EPA,DHA)など身体によい油脂は積極的に摂る
八、牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
九、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
十、食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで
(財)高雄病院 http://takao-hospital.jp/
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さすがですね。
とても良くまとまっていて実践的です。
僕らが指導する食事療法とほとんど同じ内容です。
この指導で、特に評価できることは、アトピーの食事指導であるにも関わらずタン白制限を行っていないことです。
アトピーのような皮膚疾患はどうしても塗り薬やスキンケアなどばかりに目が向いてしまいます。(もちろん大切なことですが)
いまだに日本皮膚科学会は、栄養面とアトピーの関係については無視なのか興味がないのか・・・、治療のガイドラインはステロイドを中心とした軟膏治療ばかりを強調します。
大きな病院で皮膚疾患に対して、栄養的な考え方を導入することなどが始まり、本当に嬉しい限りです。
アトピーに限らず、病態の改善にはタンパク質の代謝を良好な状態にたもつことが絶対条件なのですが、今のアトピーの治療では全くおろそかにされているだけでなく、いたずらにタンパク質の制限が行われています。
この資料を僕に紹介してくれたスタッフは、アトピーの治療のために、以前この高雄病院に入院していたことがある女性です。
そのときの入院治療で、食事によって症状が変化することを実感し、あることがきっかけになり、新宿で治療するようになりました。
当時は、体力的にも限界になり、専門学校を辞めなくてはならないほどの状況でしたが、栄養療法によって、アトピーの症状も改善し、体力も向上!!
新宿のクリニックをアルバイトで手伝っていたのですが、ついにフルタイムの常勤スタッフに抜擢されたのです。
そして、ここ数ヶ月は、どのスタッフよりも残業時間が長い労働環境になってしまいました。
ここで症状やデータが増悪したら、雇用主である僕の責任です。。。。が、ついついデキルので仕事をたのんでしまうのです〜〜。