うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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嬉しい報告
JUGEMテーマ:健康
糖尿病の続きを書こうと思っているのですが、今日の診療でも嬉しい報告がありました。
今年の春に中学校を卒業し、希望の高校へ進学が決まった女の子が受診してくれました。
その女の子は、中学校の3年間は1日も休まず皆勤賞をもらうことが出来たそうです。

病気にもならずに3年間通学できたことを、お母さんは栄養療法のおかげとお礼を言ってくれました。
栄養療法を始めたのは、この患者さんが小学校も低学年だったと記憶していますので、もう6年ぐらいは継続してくれていると思います。
最初は、アトピー性皮膚炎の治療を目的に栄養療法に取り組んでくれました。今日会った感じでは、アトピーだったという雰囲気もないぐらいきれいに治っています。
その後も、そのときそのときに必要な栄養素を根気良く継続してくれていました。

幼稚園や小学校のときには、誰かが風邪を引くとすぐにもらい学校を頻繁に休まなくてはならないお子さんでした。
それが今日来院してくれた患者さんは、身長もスラッ伸びて、すでにレディの雰囲気でした。
新しい高校生活では、自分で食事を作る機会も増えてくることが予想出来るのですが、その事もちゃんと準備しているそうです。

今日は、お母さんと一緒に来院しくれ、これからの高校生活で注意することを僕から伝えてほしいといわれましたが、どうやら心配はなさそうでした。

中学校の3年間、風邪にもかからず、このインフルエンザの猛威にも感染しないで通学できたことは、栄養療法の効果ということができるかもしれません。しかし多感な中学時代に学校へ通うということは、単に病気にならないというだけではなく、多くの学校での問題・・・先生との問題、友達との問題・・・などを抱えて、それでいて家をでてストレスのある学校の校門をくぐらなくてはならないのです。

同級生は、300人弱だそうです。
その中で皆勤賞は、ほんの数人にだけがもらえるとても光栄な賞です。
そんなすばらしい賞を、小柄で弱々しかったアトピーの治療で訪れてきてくれた患者さんがもらえるなんて・・・。今日の嬉しい出来事でした。

| アトピー性皮膚炎 | 22:00 | comments(3) | trackbacks(0) |


コメント
溝口先生、皆さん今晩は。
みおーんです。

どうしてもケーキが食べたくて試行錯誤の結果食べれそうなものがあったので四苦八苦しながら作りました。

焼き菓子を自分で作ったのはかれこれ何年ぶりでしょうか??(*^_^*)

ベークドチーズケーキを作ろうと思ったらヨーグルトを入れすぎてスフレになってしまいました。

スフレチーズケーキ(直径14cmのココット2個分)

ヨーグルト…250g
レモン汁…適量
卵…2こ
クリームチーズ…200g
キシリトール…各自味見しながら

材料を全部混ぜて180度のオーブンで火が通るまで(大体50分から60分)焼くだけ。生地が3倍くらい膨れます。
焼き時間分からないので各自調整して下さい。

クリームチーズは電子レンジ弱で温めて柔らかくすると扱いやすいです。

ヨーグルトを3分の1位ににするとベークドチーズケーキになる筈…ですが…まだ作ってないです。
母が前に作ってくれたのはおいしかったです。

調子が悪いのでオーブンの前で何も出来ず60分以上じっとしてたのは辛かったですが、妹とパクパク喜んで食べました。
おいしかったです。

でも最近キシリトールあまりおいしいって感じなくなってしまって…砂糖と比べて旨味がないからだ母が言っていました。

旨味が無いのであまり甘くしすぎると返ってしつこいので甘みは控えめがお勧めです。

膨れるので食べた気がしました。熱々がおいしいです。

>溝口先生
この前はドクターカウンセリングありがとうございました。
結局まだもとの薬の量に戻せていません。
というかすでに今の量で精神不安定なのでまたナイアシンを元の量よりちょっと増量したくらいで飲んでいます。」薬はそのままです。
ナイアシン増やしたら眠いですが指が動くようになりました。不思議です。

何も出来ないのはかえってイライラしますが開き直ってボーっとしてタイです。
リラックスできたらいいなぁ…

それではまた。







| みおーん | 2009/02/06 1:38 AM |
溝口先生、コメント欄の皆様、こんにちわ、桜です。


相変わらず、実家に手作りお惣菜を発送していますが、牡蠣と海老・ホタテのミニグラタンとハンバーグは定番化し、最近は、コロッケ色々にハマっています。

ひき肉・玉ねぎを炒めたものと男爵イモがほぼ同量の肉コロッケや、ゆで卵のみじん切りたっぷりのクリームコロッケを時間のあるときに大量生産しています。

ジャガイモ系のコロッケは冷凍すると味が落ちるのですが、
クリームコロッケは冷凍保存しても大丈夫です。

クリームは超手抜きで、小麦粉と全粒粉を半々で混ぜたものを大さじ4くらい、これに牛乳2カップくらい(いつも目分量なので正確ではありません、ごめんなさい)を入れ、泡だて器でダマにならないように混ぜてしまいます。

フライパン弱火でバターを50gくらい溶かし、そこに上記を入れて、木べらでかき混ぜていると段々クリーム状になってきます。ぷくぷく泡立ったら更に手早くかき混ぜ(もしかお餅みたいにズッシリしてきても大丈夫!)しっかりかき混ぜて火を止めます。今度はそこに、動物性の生クリームを1パック分、少しずつ混ぜ弱火で加熱し更に混ぜます。
そして塩コショウで味を見ます。かなり硬めのクリームソースの出来上がりです。


このクリームが熱いうちに(クリームの半分くらいの分量の)ゆで卵とパセリのみじん切りや、牡蠣や魚介のバター炒めや、ベーコンやハムとシメジのバター炒めなど(お好きなタンパク質で試してみて下さい)を混ぜ、バットに広げて冷蔵庫で1時間以上冷やします。

最初はベタベタしていますが、冷やすと固まるので手で丸められます。(上手くいかない方は、1個分ずつくらいにヘラで切れ目を入れて冷凍してしまっても大丈夫です。冷凍の塊に衣をつけると、ちゃんと出来ます)

衣は、おからパウダーとパン粉(出来れば全粒粉パン粉で。)を半分ずつ混ぜたものだと油をあまり吸わず、軽く仕上がります。パン粉の類は、大粒のほうが油を沢山吸いますので、フードプロセッサーで細かくするか、ビニール袋に入れてスリコギで叩いて粉砕すると細かくなります。

衣は、全粒粉小麦粉と小麦粉を混ぜたものをしっかりまぶします。(揚げた時のパンク防止のためしっかりと。)
あとは卵液につけて、おからパウダーパン粉をつけます。

室温が高くてダラダラになってきたら、また冷蔵庫へ入れて冷やし固めてから、形を整えて、太白胡麻油100%で高温でからっと揚げます。

太白胡麻油は、高価なのがタマに傷ですが、ゴマを生のまま搾った油で、無色透明です。ゴマ油特有のキツイ匂いがありません。とてもあっさりしています。てんぷらはモチロン、ドレッシングや炒め物にも最適です。
すごく小さな瓶で、スーパーなどで小売されていますが、ネットでペットボトルや1斗缶で購入するとかなり割安です。
私は竹本油脂のものを使っています。

案外簡単に、レストランの味が出来上がりますよ!
(アレルギーのある方はご注意くださいね。)

家族に(何とか飽きずに)しっかりタンパク質を食べてもらおうと、あの手この手で頑張っています!!


この頃では沢山出来たものを、お知り合いの一人暮らしのお婆さんなどにも『ちゃんと食べて欲しい』と思い、宅配先も増えてきました。冷凍や冷蔵ですが、せめてものタンパク質お惣菜セットです。

高齢の方はお一人になられると、どうしても食事が簡略化されてしまうようで『色々タンパク質のおかずを頂いて、初めて自分が糖質とお野菜しか食べていないことに気付きました』という方が多いです。ちゃんと食べるようになると、不思議なことに皆さん前向きになってきて、愚痴や悪口が減っていきます。

特に糖尿病の方は、病院の栄養指導をきっちり守っている方ほど栄養失調みたいで元気がなく『こんなにカロリーに気をつけているのに血糖値が上がって・・・』と嘆いておられます。

溝口先生の、次の糖尿病の食事療法についてのブログ、読ませて差し上げたい高齢の方が身近に沢山います。プリントして配るつもりで心待ちにしておりますので、よろしくお願い致します。

そして、早くこの分子整合医学の栄養療法が、一般に普及しますことを切に願っております。

皆さん『継続は力なり!!』
手を変え品を変え、頑張りましょう!
| 桜 | 2009/02/06 9:55 AM |
溝口先生、皆さんおはようございます。

まだ糖質制限を厳しくやってなかった頃に食べてた簡単なパンがあるのですが…
チャパティー
http://cookpad.com/recipe/129513

いろんなものをはさんだりくるんだりして食べます。

>溝口先生
凶暴なのはバッタだけではないですよ〜〜泣
畑のキャベツ、ヒヨドリに散々に食い散らかされてました…
あんの鳥めぇ!!丸焼きにして食ってやろうか!!?という状態でした。(ーー;)

それではまた。
| みおーん | 2009/02/10 9:04 AM |
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また、個人的な症状の判断やお薬などの処方についてはお答えできません。
詳しくは、2013.1.23の記事をご覧ください。





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