2009.02.04 Wednesday
嬉しい報告
JUGEMテーマ:健康
糖尿病の続きを書こうと思っているのですが、今日の診療でも嬉しい報告がありました。今年の春に中学校を卒業し、希望の高校へ進学が決まった女の子が受診してくれました。
その女の子は、中学校の3年間は1日も休まず皆勤賞をもらうことが出来たそうです。
病気にもならずに3年間通学できたことを、お母さんは栄養療法のおかげとお礼を言ってくれました。
栄養療法を始めたのは、この患者さんが小学校も低学年だったと記憶していますので、もう6年ぐらいは継続してくれていると思います。
最初は、アトピー性皮膚炎の治療を目的に栄養療法に取り組んでくれました。今日会った感じでは、アトピーだったという雰囲気もないぐらいきれいに治っています。
その後も、そのときそのときに必要な栄養素を根気良く継続してくれていました。
幼稚園や小学校のときには、誰かが風邪を引くとすぐにもらい学校を頻繁に休まなくてはならないお子さんでした。
それが今日来院してくれた患者さんは、身長もスラッ伸びて、すでにレディの雰囲気でした。
新しい高校生活では、自分で食事を作る機会も増えてくることが予想出来るのですが、その事もちゃんと準備しているそうです。
今日は、お母さんと一緒に来院しくれ、これからの高校生活で注意することを僕から伝えてほしいといわれましたが、どうやら心配はなさそうでした。
中学校の3年間、風邪にもかからず、このインフルエンザの猛威にも感染しないで通学できたことは、栄養療法の効果ということができるかもしれません。しかし多感な中学時代に学校へ通うということは、単に病気にならないというだけではなく、多くの学校での問題・・・先生との問題、友達との問題・・・などを抱えて、それでいて家をでてストレスのある学校の校門をくぐらなくてはならないのです。
同級生は、300人弱だそうです。
その中で皆勤賞は、ほんの数人にだけがもらえるとても光栄な賞です。
そんなすばらしい賞を、小柄で弱々しかったアトピーの治療で訪れてきてくれた患者さんがもらえるなんて・・・。今日の嬉しい出来事でした。