2006.07.31 Monday
自閉症への栄養アプローチ
自閉症に対して、現在の日本では治癒が不可能であると認識されています。一方、欧米では医師だけでなくあらゆる分野の専門家が集まり、自閉症に対する治療が行われています。
今晩、八重洲の診療が終わった後に、キレーションやデトックスで有名な友人のクリニックでミーティングが開かれました。
その内容は、欧米では通常に行われている自閉症に対する代替療法を、日本でも正しく紹介し治療の現場で取りれてもらえるようにしようというものでした。
この考えを我々に紹介してくれた方は、ご自分のお孫さんが自閉症と診断された経験から行動を始められました。
自閉症の診断を受けたのはよいのですが、その先の治療法がない!?
そして自閉症に関するあらゆる書物を読み漁るようになったそうです。しかし日本では、医師が自閉症の治療に対して記した書物にはあたらず、心理学に関係するようなものばかりだったそうです。
一方、アメリカに目を移すと、医師や細菌学者、免疫学者、基礎学問の研究者、患者の家族などによって構成されている団体が存在することを知ったそうです。
そしてその団体の中心となる医師は、自分の子供が自閉症と診断されたことから、それまでの精神科医としてキャリアを捨て、自閉症の治療に専念するようになったとのことです。
2万例にも及ぶ自閉症に対する治療成績を、正しく評価し公表する。そして、アメリカ議会をも動かし、自閉症への社会的な認識をも変えようとしている。そのような海外の実情と、治療方法はないと言い切る日本の自閉症をとりまく環境の違いに大きな疑問をもたれているようでした。
今後、どのような形で発展していくか分かりませんが、僕の数少ない自閉症の患者さまの治療経験が生かされればと思いました。
自閉症を含んだ小児の発達障害に関しては、栄養療法はとても効果が期待できる分野です。
今後は、多くの分野の方々と連絡をとりあい、海外のスタンダードな治療を踏まえつつ、治療の取り組んでいこうと思いました。
今後もこの分野については、ブログを通して皆様に状況をお伝えしようと思います。
今晩、八重洲の診療が終わった後に、キレーションやデトックスで有名な友人のクリニックでミーティングが開かれました。
その内容は、欧米では通常に行われている自閉症に対する代替療法を、日本でも正しく紹介し治療の現場で取りれてもらえるようにしようというものでした。
この考えを我々に紹介してくれた方は、ご自分のお孫さんが自閉症と診断された経験から行動を始められました。
自閉症の診断を受けたのはよいのですが、その先の治療法がない!?
そして自閉症に関するあらゆる書物を読み漁るようになったそうです。しかし日本では、医師が自閉症の治療に対して記した書物にはあたらず、心理学に関係するようなものばかりだったそうです。
一方、アメリカに目を移すと、医師や細菌学者、免疫学者、基礎学問の研究者、患者の家族などによって構成されている団体が存在することを知ったそうです。
そしてその団体の中心となる医師は、自分の子供が自閉症と診断されたことから、それまでの精神科医としてキャリアを捨て、自閉症の治療に専念するようになったとのことです。
2万例にも及ぶ自閉症に対する治療成績を、正しく評価し公表する。そして、アメリカ議会をも動かし、自閉症への社会的な認識をも変えようとしている。そのような海外の実情と、治療方法はないと言い切る日本の自閉症をとりまく環境の違いに大きな疑問をもたれているようでした。
今後、どのような形で発展していくか分かりませんが、僕の数少ない自閉症の患者さまの治療経験が生かされればと思いました。
自閉症を含んだ小児の発達障害に関しては、栄養療法はとても効果が期待できる分野です。
今後は、多くの分野の方々と連絡をとりあい、海外のスタンダードな治療を踏まえつつ、治療の取り組んでいこうと思いました。
今後もこの分野については、ブログを通して皆様に状況をお伝えしようと思います。