2007.03.31 Saturday
久々に学術的に
女性の精神症状も含めた多くの症状に鉄欠乏が関係していることをくり返しこのブログでお伝えしてきました。
ある精神科の医師は、入院中で月経がある女性の患者さまへ鉄を中心とした栄養アプローチをしたところ半数の患者さまが退院が可能な症状に改善したとお話されていました。
今日は、患者さまから頂いた資料を中心に鉄欠乏の評価と治療についてお伝えしたいと思います。
この患者さまは、3年前から新宿のメンバーさんとして栄養療法に取り組まれています。これまでの経過は以下のような壮絶なものです。
めまい。冷え。不眠。とにかく目眩がしないで1日過ごせて、夢を見ないでぐっすり寝たい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昭和45年頃 小学生 朝礼のたび貧血で倒れる
昭和50年頃 中学生 バレーボール部の激しい練習で身体を壊す。貧血と物が2重に見え始め、視力が急に悪くなったことから部活を止める。
昭和52年頃 高校生頃からひどい便秘。便秘薬を飲み続ける。
昭和60年頃 社会人 便秘で通院。浣腸しても出ず、腸が陥没してると言われる。
平成3年頃から残業と日曜出勤続き。便秘はいろいろな食品を試し、解消。
平成4年7月下旬 ものすごい締め付けられる頭痛と目眩。常に地震のような揺れる目眩。
以降現在まで目眩が止まらず。
平成4年〜平成16年の症状 下記のとおり
原因不明のめまい(浮遊感)
締め付けられる頭痛
自分が自分でない感じ
物をよく落とす
冷え、頭痛、痺 れ、ひどい肩こり、耳鳴り、耳閉塞感、
目が異常に眩しい、 目の焦点が合わない、眼振、
舌の荒れ、舌が 乾く、舌が白い、
いらいら、 不眠、
記憶力ない、集中力ない、
乗り物の音と揺れで気が狂いそうになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2年前の冬に札幌で講演会をしたときには、電車を乗り継いでどうにか聞きに来てくれました。しかし、印象は講演を聴くというよりは、どうにか座っているという印象でした。
そんな彼女が、先日には仕事の出張!!のついでに新宿まで来てくれ、検査を受けられました。2年前とは別人のように若々しく元気な印象です。
これまでの長い治療経過で20年前に行ったフェリチンの検査で、鉄欠乏を指摘されたことやそのときの資料などをくれました。
本題はこれからで、その部分が学術的なのですが、今日はこれにて終了します。
明日かな?
もう少し後かな?
近日中に続きをアップします。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、3月も終わりです。
今月は、皆様のおかげでこのブログものべ50000件弱のヒット数になりました。
心よりお礼申し上げます。
すでに行われている薬の治療の参考になれば・・・
ご家族の食事を見直すきっかけになれば・・・・
すでに栄養療法を行われている方の参考や力づけになれば・・・
そんな気持ちで書いています。
4月からは、ガン・悪性腫瘍と栄養アプローチについてもアップをしようと思っています。
明日は、この治療法を勉強するために集まった、一般の方々とお会いして話をする機会です。
このフォーラムもあとわずか・・・
次のフォーラムも予定されていますが・・・
まだまだ忙しさは続きそうですが、がんばっていきましょう。
皆さんも、私たちを形作り、心も身体も機能させる全てのものは、栄養素から成り立つというシンプルな原点に立って、食事や栄養を見直してください。
ある精神科の医師は、入院中で月経がある女性の患者さまへ鉄を中心とした栄養アプローチをしたところ半数の患者さまが退院が可能な症状に改善したとお話されていました。
今日は、患者さまから頂いた資料を中心に鉄欠乏の評価と治療についてお伝えしたいと思います。
この患者さまは、3年前から新宿のメンバーさんとして栄養療法に取り組まれています。これまでの経過は以下のような壮絶なものです。
めまい。冷え。不眠。とにかく目眩がしないで1日過ごせて、夢を見ないでぐっすり寝たい。
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昭和45年頃 小学生 朝礼のたび貧血で倒れる
昭和50年頃 中学生 バレーボール部の激しい練習で身体を壊す。貧血と物が2重に見え始め、視力が急に悪くなったことから部活を止める。
昭和52年頃 高校生頃からひどい便秘。便秘薬を飲み続ける。
昭和60年頃 社会人 便秘で通院。浣腸しても出ず、腸が陥没してると言われる。
平成3年頃から残業と日曜出勤続き。便秘はいろいろな食品を試し、解消。
平成4年7月下旬 ものすごい締め付けられる頭痛と目眩。常に地震のような揺れる目眩。
以降現在まで目眩が止まらず。
平成4年〜平成16年の症状 下記のとおり
原因不明のめまい(浮遊感)
締め付けられる頭痛
自分が自分でない感じ
物をよく落とす
冷え、頭痛、痺 れ、ひどい肩こり、耳鳴り、耳閉塞感、
目が異常に眩しい、 目の焦点が合わない、眼振、
舌の荒れ、舌が 乾く、舌が白い、
いらいら、 不眠、
記憶力ない、集中力ない、
乗り物の音と揺れで気が狂いそうになる。
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2年前の冬に札幌で講演会をしたときには、電車を乗り継いでどうにか聞きに来てくれました。しかし、印象は講演を聴くというよりは、どうにか座っているという印象でした。
そんな彼女が、先日には仕事の出張!!のついでに新宿まで来てくれ、検査を受けられました。2年前とは別人のように若々しく元気な印象です。
これまでの長い治療経過で20年前に行ったフェリチンの検査で、鉄欠乏を指摘されたことやそのときの資料などをくれました。
本題はこれからで、その部分が学術的なのですが、今日はこれにて終了します。
明日かな?
もう少し後かな?
近日中に続きをアップします。
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さて、3月も終わりです。
今月は、皆様のおかげでこのブログものべ50000件弱のヒット数になりました。
心よりお礼申し上げます。
すでに行われている薬の治療の参考になれば・・・
ご家族の食事を見直すきっかけになれば・・・・
すでに栄養療法を行われている方の参考や力づけになれば・・・
そんな気持ちで書いています。
4月からは、ガン・悪性腫瘍と栄養アプローチについてもアップをしようと思っています。
明日は、この治療法を勉強するために集まった、一般の方々とお会いして話をする機会です。
このフォーラムもあとわずか・・・
次のフォーラムも予定されていますが・・・
まだまだ忙しさは続きそうですが、がんばっていきましょう。
皆さんも、私たちを形作り、心も身体も機能させる全てのものは、栄養素から成り立つというシンプルな原点に立って、食事や栄養を見直してください。