2007.10.31 Wednesday
楽しみだった検査結果は・・?
今日は、先週のブログで言葉足らずから、2・3のコメントいただいた、
『楽しみだった』
検査結果を患者さんへ報告する日でした。
診察室のドアを開けると、明らかに先週よりも明るい顔つきの患者さんがいらっしゃいました。
この一週間の話を聞くと、前回の診察時に砂糖の摂取を控えることを指導され、その後はお菓子やケーキや飲み物などは、全く摂取していないとのこと。
いままでの自分の生活を振りかえって甘いものは止めなければと思ってもなかなかできなかったのが、きっぱりと止められたということでした。
また先週の診察時に、ブログで紹介することを伝えていたのでお読みいただいたそうです。そこで、いままで原因も分からず改善しない症状についての考察がいろいろと書いてあり、自分と似たような症状の方々が多くいることを知ったのも自分にとって良かったとお話されていました。
これらのことが、この一週間で印象を変えてしまった内面の変化だったようです。
できるかできないかは、別にして『やってみよう!!』と患者さんが選択したとき、治療は大きな一歩を踏み出したと言うことができます。
私達はできるであろうと予想できることは『やってみよう』と容易に選択できます。
ところが今までの自分であるとちょっと困難なことを『やってみよう!』選択するのには、大変な勇気と意志が必要になります。
この選択をするために、医師はサポートすることが仕事なのではないかと思います。
さて、『楽しみ』にしていた検査結果は、まさに期待を裏切らないものでした。
通常の基準範囲ではすべて範囲内になってしまうため異常をしてきされないものですが、多くの栄養面での問題が隠されていました。
ASTやALTなどのビタミンB6を必要とする酵素の活性が著しく低下しています。
また亜鉛という糖代謝の調節に必要不可欠なミネラルを必要とするアルカリホスファターゼという酵素の活性も落ちています。
また若い女性が活発に活動するために必要なタン白質の量の半分程度のタン白質代謝をしめすものでした。
そして日本人女性の盲点である鉄の欠乏が存在していました。
これらの栄養的な問題からどのようなことが考察できるか、また近いうち(できれば次回)にお伝えすることにします。
『楽しみだった』
検査結果を患者さんへ報告する日でした。
診察室のドアを開けると、明らかに先週よりも明るい顔つきの患者さんがいらっしゃいました。
この一週間の話を聞くと、前回の診察時に砂糖の摂取を控えることを指導され、その後はお菓子やケーキや飲み物などは、全く摂取していないとのこと。
いままでの自分の生活を振りかえって甘いものは止めなければと思ってもなかなかできなかったのが、きっぱりと止められたということでした。
また先週の診察時に、ブログで紹介することを伝えていたのでお読みいただいたそうです。そこで、いままで原因も分からず改善しない症状についての考察がいろいろと書いてあり、自分と似たような症状の方々が多くいることを知ったのも自分にとって良かったとお話されていました。
これらのことが、この一週間で印象を変えてしまった内面の変化だったようです。
できるかできないかは、別にして『やってみよう!!』と患者さんが選択したとき、治療は大きな一歩を踏み出したと言うことができます。
私達はできるであろうと予想できることは『やってみよう』と容易に選択できます。
ところが今までの自分であるとちょっと困難なことを『やってみよう!』選択するのには、大変な勇気と意志が必要になります。
この選択をするために、医師はサポートすることが仕事なのではないかと思います。
さて、『楽しみ』にしていた検査結果は、まさに期待を裏切らないものでした。
通常の基準範囲ではすべて範囲内になってしまうため異常をしてきされないものですが、多くの栄養面での問題が隠されていました。
ASTやALTなどのビタミンB6を必要とする酵素の活性が著しく低下しています。
また亜鉛という糖代謝の調節に必要不可欠なミネラルを必要とするアルカリホスファターゼという酵素の活性も落ちています。
また若い女性が活発に活動するために必要なタン白質の量の半分程度のタン白質代謝をしめすものでした。
そして日本人女性の盲点である鉄の欠乏が存在していました。
これらの栄養的な問題からどのようなことが考察できるか、また近いうち(できれば次回)にお伝えすることにします。