本のの出版の影響で、受診される患者さんの多くはすでに食事の変更を始めていることが多くなってきました。食事変更によって症状が改善しつつあることも経験します。
さてこのブログも回を重ね、多くの患者さんの改善経過をお伝えしてきました。
2冊目の本(わたしに還る処方箋)を出版したときには、精神疾患が食事やサプリメントで改善するはずがないだろう・・・とか、こんなインチキ方法で良くなるなら医者が要らない・・・などと批評されていたので、ある意味感慨深いものがあります。
様々な経緯でこの治療法やブログにたどり着かれた方々は、自分や家族の不調を改善させるための具体的な方法やその経過に関心や疑問があると思います。
以前にもお伝えしましたが、あるときからコメントのご質問には、お答えしないことにしました。
みなさんで共有したい内容のご質問やご提案には、ブログの本文でとりあげることにします。
個々の疾患や病気にたいする栄養療法の効果や経過は、ブログ内で検索してくれれば、ほとんどの場合が見つかると思います。
また新宿溝口クリニックの問い合わせフォームからご質問いただければ、クリニックスタッフより返信があるはずです。(ちょっと混んでいますので時間がかかります。お急ぎの場合はお電話をご利用下さい)
このブログを始めた意図の一つは、正しい知識を一般のみなさんにも身につけて欲しいという気持ちがありました。そのため初期には、基礎的なことにもふれていました。
ガンに対するビタミンCの点滴治療で有名であった、故リオルダン先生は、クリニックで働いているドクター、スタッフ、そして患者さんとその家族まで、関わる人々のことを、『co-learner』(共に学ぶ仲間)と呼び、医師ー患者という関係ではないものを作っていました。
23日のシンポジウムでも参加いただいたみなさんの学ぶという姿勢を強く感じました。
ブログでも、栄養素の代謝などの基礎的な事柄について、もう一度機会を見ながらお伝えしていこうと思います。