新宿溝口クリニックでは、様々な辛い症状を改善することを目的に受診してくれた患者さまへ、栄養アプローチを提供しています。
その手段として、クリニックが提供するサプリメントを用いる方がいます。
その手段として、保険適応の栄養剤を用いる方がいます。
その手段として、患者さんがご自分で選んだサプリメントを用いる方がいます。
何年間も投薬され、仕事ができず生活保護を受けられている患者さんも大勢いらっしゃいます。
また様々な理由で、保険適応の栄養剤で治療されている方も本当に大勢いらっしゃいます。
保険適応の栄養剤を用いるためには、新宿のクリニックへ定期的に受診する必要があるので、静岡・長野・新潟・栃木・群馬・茨城などにお住まいの方々に限られてしまいます。
なかには、2ヶ月に一度夜行バスを使って大阪から受診される患者さんもいらっしゃいます。
院長がクリニックから提供するサプリメントしかダメとしているとしたら、このような治療をクリニックが行なうでしょうか?
どのような方法であっても、クリニックを利用いただく患者さまにはクリニックはスタッフ一同全力でサポートしています。
何度も、何度もお伝えしてきましたが、一般的に知られていない、認められていない、取り組むには苦労をともなう治療法を選択され、しかも新宿溝口クリニックを選択していただいたのです。僕を含め、スタッフは全員が同じ気持ちでサポートしています。
僕以外の医師も、従来の治療法では改善できない多くの患者さんの経過を実感し、新宿のクリニックでの勤務を希望され選択してくれています。
もういちどお伝えします。
クリニックのレポートでクリニックからのサプリを用いた場合の鉄の必要量が、10mgとなっている患者さまに、保険適応の鉄剤を処方するときには、50〜100mgになります。
もしクリニックが発行したレポートに記載されている量を参考に、ご自分で鉄を10mg飲んだとしても効果はとても小さなものになるでしょう。
その栄養素が病態改善にとってポイントとなる栄養素である場合には、自覚症状の改善は期待できません。
現在進めているレポートの変更は、重要な栄養素の種類についてはこれまでどおり・・・・できればこれまで以上に有益な情報に変更することを予定しています。
栄養素の量を削除するのは、用いる製剤によって必要量が上記した鉄のように5〜10倍もことなることが非常に多いことが理由です。栄養素によっては、この差がもっと大きくなるでしょう。
最近の海外のサプリメントには高含有のものが多くなっていますので、量だけで言えば十分量を補うことができるようになって来ました。
またファンケルやDHCなどの、国内の大手メーカーもクリニックでのみ使用可能なタイプのサプリメントを展開しはじめました。レポートを参考にご自分でサプリメントを選択されるのであれば、一定期間服用しその後の検査でねらった効果がでたかどうかを判断材料にされるのも方法かも知れません。
またクリニックのレポートで記載されている栄養素の種類を全て用いることが重要であると思われる患者さんがいらっしゃいます。
もちろん最適な種類と量を摂取することが理想ですが、病態を改善するためにポイントになる栄養素があります。
その2〜3種類の栄養素が補充されると、数ヵ月後の検査データで他の多くの栄養素の改善があることを経験します。そして自覚症状も大きく改善します。
たびたびコメント欄でも、クリニックを受診したことがなく、このブログに書かれている情報だけで食事を変更しサプリメントを用いて辛い症状が改善したと報告してくれる方がいらっしゃいます。
セルフ栄養療法が十分できる情報がこのブログには書かれているはずです。
このブログを書くようになってから、自分の栄養療法のスタイルも少しずつ変化しています。
きっとブログをお読みいただいている方にも、そのことを気がついている方もいらっしゃると思います。
クリニックを利用して一緒に取り組んでくれている皆さん、ブログを参考に取り組んでいらっしゃる皆さん、それぞれの立場で、自らの可能性を広げるためにこの方法に取り組んでいきましょう。