2010.10.27 Wednesday
自閉症の治療をしている患者さんの学校から
JUGEMテーマ:健康
歯医者さんを受診してきました。
ビックリするほど歯肉の状態が改善しています!! と言われました。
しかし・・・・・奥歯にもう一本虫歯が見つかり、まだしばらく掛かりそうです・・・・。
さて、今日の本題です。
数日前、ある養護学校の保健の先生が栄養療法を希望して受診されました。
1年以上この治療に取り組んでいる、ある自閉症のお子さんが通われている学校に勤務されています。
この治療に取り組む前は、会話が全く成り立たず、表情も変わらず視線の動きもない・・・
その先生の表現を借りると、『人形のようだった』そうです。
最近では、表情がでてきて会話も成り立つようになってきていて、”感動的な”変化だそうです。
描いた絵が、県の展覧会で佳作に選ばれたことなども驚いていましたが、最近特に驚き、感動したことがあったそうです。
それは、同じクラスに2名のクラスメートが、ほとんど学校へ来れない状態だそうです。
そして、1年前までは”人形のようだった”彼が、学校へ来れない友達を心配して、この治療について説明したい。
そしてできたらこの治療に取り組んでもらいたい。。。。と保健の先生へ話してくれたそうです。
最近分かったことは、治療開始時は友達の名前も覚えていなかったそうです。
頭が、脳が、しっかりと機能し始め、自分の周りの世界にたいして興味と関心が出てきたときに、自分もまだまだ完全な状態ではないのですが、もっと辛い症状で苦しんでいる友達のことを心配している・・・・。
保健の先生は、さすがに普通の感覚をお持ちになっていました。
ADHDなどと診断され、投薬されている生徒の多くは、自分が見ていても本来の治療をしているようには思えない。
「薬が効いている時間だけ、おとなしく座っているのです。」
「薬がきれると、いきなり歩き始め、しゃべりだし・・・」
そんな繰り返しが、本当に子供たちを良い方向へ向かわせるような、本来するべき治療なのか・・・・?
現場にいる先生が、そのような感覚で生徒たちを見ていてくれていることに、一筋の希望を持ったのです。
学校全体で、せめて食事だけでも変更したら、いったいどんな変化が得られるでしょう??
得意のゲリラ活動に発展しないかな・・・・と密かに思っています。