2010.12.30 Thursday
今年を振り返って・・・
JUGEMテーマ:健康
今年も残すところあとわずかになりました。
ブログをお読みいただいている皆さまには、不定期な更新・・・半端な連載・・多数の誤字脱字・・にも関わらずお付き合いいただきましてありがとうございました。
新宿のクリニックを利用して治療に取り組まれている皆さま、全国のオーソモレキュラー療法実践医療機関でこの治療に取り組まれている皆さま、ブログや本などの情報を元にご自分でこの治療に取り組まれている皆さま、また治療に取り組まれている患者さんのご家族の皆さま・・・1年の最後に皆さまの努力とこの治療を選択されたことに対して、心からの承認と感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
多くの患者さんと日々接することによって、関係する全ての皆さんの苦労や大変さを知ることが出来ます。
また辛い症状が改善されたことを知ることによって、毎回自分も嬉しい気持ちを感じさせていただいています。
医療者として代え難い体験をいただいているのは、皆さんが真剣に自分と向き合い努力をされているからなのです。今年一年ありがとうございました。そして来年も頑張っていきましょう。
さてこのブログも更新回数が初期と比較して少なくなってしまっていますが、がんのブログを除いてこのブログだけでも930回をこえたそうです。来年にはなんとか1000回を突破したいと思います。
自分の中には、
『2020年までに日本中でこの治療を普通に受けることが出来る状態を作る』
という目標があります。
そのためには、何処にお住いの方も、通えるところにこの治療を実践している医療機関が無くてはなりません。
今年は、多くの学会などで講演をする機会をいただきました。
そのような学会では、この治療の存在すら知らないドクターが多く参加されていますので、今年はより多くの医師・歯科医師にこの治療についての情報をお知らせすることが出来たのではないかと思っています。
その結果として、自分が主催するオーソモレキュラー療法の勉強会も東京・大阪・福岡でほぼ定期的に開くことが出来ました。
これまで北海道や東北地方からは、勉強会へ参加するドクターも少なく実践してくれる医療機関も限られた施設しかありませんでした。今年は後半にかけて北海道・東北にも実践医療機関が増えてきています。
またもう一つの傾向として歯科ドクターの参加が増えてきました。
口腔内のトラブルと全身疾患の関係は海外では広く知られています。特に代謝のトラブルが病態の中心となるものについては、口腔内のコントロールが得られないと全身状態の改善がない・・・あるいは全身状態の改善がなければ口腔内のコントロールが出来ない・・という切っても切れない関係にあります。
歯科ドクターの方がこのことに関しては認識が高いのかもしれません。
口腔内の治療に関係する全身のトラブルについて、投薬オンリーの治療法を行っている内科医へコンサルトすることの無意味さを感じているのかもしれません。
この治療法を広く一般的なものにするためには、医師や歯科医師だけでなく通常の治療法では満足行く治療結果が得られていない多くの患者さんへ認知していただくことが必要です。
昨年6月に出版した『うつは食べ物が原因だった!』(青春出版)は、おかげさまで12月25日に10回目の増刷が行われて合計で64000部を発行することになりました。その他の『脳からうつが消える食事』と『脳の栄養不足が老化を早める』とあわせると10万部をこえる発行部数になりました。
また12月には大阪で一般向けの講演会を行い約400名の方々にお集まりいただきました。
その講演会をきっかけに関西地方でこの治療を行っている医療機関を受診された患者さんが多くいらっしゃることを聞いています。
また静岡県島田市では市が主催される大きなイベントの中にある講演会へお招きいただいたり、九州福岡でもひきこもりと不登校を中心とした講演会にも招いてもらいました。
来年も数刷の出版企画があります。
また4月には東京で一般向けの講演会も予定されています。
そして本当に心の問題をあつかうときに避けて通れないカウンセリングの分野とのコラボレーションなどもアイディアとしてあります。
医療従事者へも、一般の方がへも、この治療法の情報発信を来年も引き続き行っていきます。
皆さま、良いお年をお迎えください。