2012.05.20 Sunday
この治療とは?
JUGEMテーマ:健康
なんにしても名称は重要です。
ところが呼び方だけが独り歩きすると様々な誤解が生じます。
この治療は、オーソモレキュラー療法の応用になります。ところがオーソモレキュラーという単語や名称が、いろいろと調べるとイメージができてしまいます。また充分に理解されていない場合には、そのイメージから非難されることにもつながります。
今日は、休日で良い天気なので外出して雰囲気の良い喫茶店でノートパソコンを使いながら仕事をしています。
BGMは気持ちの良い音楽が流れていて、時に大好きなスティービーワンダーが流れていて心地よいです。
この治療に取り組んでくれている方々の検査データの推移や症状の変化を見ていて、この治療ってなかなか理解してもらえないのかもしれないと思いました。
ある患者さんは、新宿に来院される前には
うつ病→統合失調症→不安障害+適応障害
と診断名が変わり、最終的には人格障害と診断されていました。
また別の患者さんは、統合失調症と診断され数年にわたり治療されていました。様々な統合失調症の薬を試しても明らかな改善がなく、難治性統合失調症(治療抵抗性統合失調症)と主治医に言われていました。
このような患者さんも、新宿での治療を取り組んでいただいたことによって明らかな改善傾向を報告してくれます。
その時に検査データでどのような変化が起こっているのか?
この治療で行っているのは、身体の中で起こっている生化学的な反応の乱れをとにかく補正することです。そのために必要な栄養素が食事では賄えないためにサプリメントを使っています。
人格障害とか難治性統合失調症と言われた方々をはじめ、この治療で得られる検査データの変化は上記の生化学的な反応を補正した結果なのです。
・食事やビタミンB群の補充によって、タンパク質アミノ酸代謝が改善
・鉄欠乏の補正によって酸素運搬やエネルギー代謝、酸化ストレスの改善
・血糖値の安定化による自律神経のバランス補正
・コレステロール代謝の改善による膜障害の改善
などなどです。
このような変化がどうして精神症状の改善につながるの??
その過程を理解していただけないことが、専門の先生やその他のドクターをはじめ多くの方から疑問や非難を受ける原因になっていると思うのです。
『急がば回れ』 と言うのでしょうか?
『木も見るが森を治す』と言うのでしょうか?
へんな表現になってしまいましたが、そんなことをしているのがこの治療なのかもしれません。