2013.04.30 Tuesday
メタボに関するTV取材受けました
JUGEMテーマ:健康
ただいまメタボに関する対策料理という企画のTV取材を終えました。
まじめな企画だったのでお受けして協力です。
放映日その他は、
5月15日(水)9:27〜11:00 7スタLIVE テレビ東京系
質問にお答えする形式での取材でした。
どんな内容だったか・・・というよりはメタボとは?
その対策には・・?
そのような内容でした。
ここでは、もう一度おさらいしましょう。
メタボリックシンドロームは、ずいぶんと昔の流行語のように感じてしまいますが、職場や自治体でもこの概念にそって健康診断が行われ指導されています。
詳しい診断基準などは厚労省のHPなどで確認していただければよいのですが、この症候群の中心にはインスリン抵抗性があります。
インスリン抵抗性とは、インスリンの効きが低下するために、血糖値のちょっとした上昇にたいして通常よりも多くインスリンが必要になっている状態です。
このインスリン抵抗性が作られるときに内臓脂肪が深く関係しているため、腹囲がメタボの診断基準に含まれているのです。女性は皮下脂肪が多いため同じ腹囲でも男性に比較して内臓脂肪が少ないのです。そのため男性では腹囲85cmが基準ですが、女性では90cm以上が基準を外れるようになります。
さてこのブログをお読みの皆さんは、メタボと診断されているかたはあまり多くないと思います。
でも糖負荷検査をしてみると実際にはインスリン抵抗性が亢進していることがとても多くあります。
つまり腹囲は正常で肥満はないが、インスリン抵抗性が亢進しているという、まさに隠れメタボの状態です。
このような場合には、筋肉も少ないことも関係しインスリンの過剰分泌後に急激な血糖の低下を招き、結果として低血糖症の多くの症状が出てきます。
動機、手足のしびれ、頭痛・・・それらにともなう不安や恐怖、集中力の低下や眠気などの様々な身体・精神症状が出てきます。
今日の取材は、メタボが中心だったので低血糖症については触れることはありませんでした。
メタボと低血糖症は表裏一体、切っても切れない関係なのです。