うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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三島の講演終わりました and 上田市セミナーのお知らせ
JUGEMテーマ:健康


5月25日土曜日 夕方東京から名古屋へ移動し、医師向けの勉強会
5月26日日曜日 東京にて10〜17時の医師向けの勉強会
5月27日月曜日 三島市での一般の方対象の講演会

5月末にスケジュールされた厳しいスケジュールが終了しました。
三島での講演会が13時半からだったので、夜明け前から11時まで沼津の海で釣りまでしてしまったので・・・昨日はかなりの疲労度でした。(笑)

三島での講演会は、三島市からお招きいただいたものでした。
健康祭りにある、一つの講演会なのかと思っていましたが、自分の講演会だけのセッティング。
さらに自分の講演の前には、豊岡武士三島市長が挨拶にいらっしゃいました。
参加された市民の方々は総勢で650人ほどだったと聞いています。

いささかさすがに緊張しましたが、参加されていたみなさまの反応がとても良くて、心地よく話を進めることができました。平日の午後でお忙しい時間帯でしたが、多くの皆さまに参加いただきまして、本当にありがとうございました。

持ち時間が2時間とゆったりとしたスケジュールだったので、途中で少しお休み時間をとり最後には質疑応答の時間もとることができました。
講演には新宿で治療中の患者さんのご両親が聞きに着てくれたりしていて最後にはご挨拶をいただきました。
遠くに住んでいるご両親としたら、東京で自分の子供が変な治療を受けているのではないかと心配されていたのではないでしょうか?そんな心配が講演を聞いていただき少しでも軽減できたなら嬉しく思います。

さて、今回は自分は参加しませんが一般向けのセミナー勉強会のお知らせです。
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『子どもの心と体を育てる栄養』

講師
中村 隆 先生 グリーン歯科院長
定 真理子  新宿溝口クリニックチーフカウンセラー

日時・平成25年6月8日 土曜日 午後2〜4時
場所・長野県上田市 中央公民館 3階 大会議室
費用・500円(資料代として)

お申し込み FAX 0268-37-1170 (加賀瀬宅)

※託児所が先着10名まであります。ご希望の方は事前にお申し込みをお願いします。

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ご都合がつく方は是非参加してください。
歯科の先生が栄養療法をとりいれると、どんな新しい可能性があるか・・・今回のセミナーでは
このような新しい分野での話しを聞くことができると思います。



| ひとりごと | 23:24 | comments(2) | trackbacks(0) |


産業衛生学会 in 松山 
JUGEMテーマ:健康


5月17日金曜日には、四国松山で開かれた日本産業衛生学会で講演してきました。
この学会は、産業医や公衆衛生に関わる医師やその他の専門家の方々が参加されています。
なんと今年で、86回目の学会です。ということは、戦前から続いているのでしょうか・・・大変歴史の長い学会です。

講演はランチョンセミナーと言ってお弁当を食べながら話を聞いていただくというものです。
学会に来るとランチョンセミナーで無料でいただけるお弁当を食べて、講演はそこそこで途中で抜ける・・・というのが良くあるパターンです。

当日も、出口近くの席を取った参加者から「ここなら途中で出やすいもんね〜」と話されているのを聞きました。
大きな学会だと、栄養療法の存在も知らないドクターが多くいらっしゃるので、このような方々が居るのは当然なのです。

座長には、数年前の講演会で演者を勤めていただいた大平哲也先生にお願いしました。
大平先生は、本年度から福島県立医科大学放射線医学県民健康管理センターの教授に就かれました。原子力発電所の事故にともなう今後の福島県の放射線被害などについての研究の中心になられる予定です。もちろんこれからも笑いと健康の関係についても研究を続けてくれることでしょう。
大平先生とは講演の打ち合わせを兼ねて少し話をしていたのですが、今起こっている問題は被災者の方々の避難所の生活によって肥満や糖尿病などが問題になりつつあるということでした。
農業や漁業などで身体を動かしていた方々が非難先の生活では、それまでの運動量が保てないことが原因だそうです。生活習慣が変わっても、なかなか食事をその生活に合ったものへすぐに変更することは難しいようです。

当日の講演の内容はこのブログで紹介している栄養療法を職場のメンタルヘルスへ応用してもらおうという目的で資料を作りました。
随所に医師でも保健師さんでも興味が持てるような内容にして、できるだけ実際の臨床に即したもので飽きないようにしました。
結果、途中退席はほとんど無く、最後の数分でも活発な質疑応答になりました。
内分泌の専門医から副腎疲労についての同意するご意見をいただけたので嬉かったです。時代が変わりつつあるのでしょう。。。。
以前は内科系の雑誌で”疲労”を特集するというので副腎疲労についてを提案したら、そんな病気は教科書に載っていないという理由で却下されたものでした。すべての病気やトラブルが教科書に載っていて診断と治療が確立されていたら、こんなにうつ病やパニック障害などと診断されて教科書とおりの治療をしているのに治らない方々が多くいらっしゃることを説明できません。

別な会場では、うつ病にともなう睡眠障害についても講演されていました。夜間高血糖による睡眠障害などについて興味を持っていただくと良いですね。





| ひとりごと | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |


5月27日は静岡県三島市で一般向けセミナーです
JUGEMテーマ:健康


ゴールデンウィークも終わり、日々のモードにもどりましたでしょうか?

5月は、予定を見てみるとセミナーラッシュです。
5月12日 これは医師向けの勉強会。応用編というものでがんや消化器疾患にたいする栄養療法的な考え方と実際の治療法などについてのセミナーです。

5月25日(土)午後の診療を休診にさせていただき名古屋へ移動。
名古屋でこの治療を応用してくれている高橋ファミリークリニック主催の勉強会で講師です。高橋先生は、名古屋周辺のドクターを集めて定期的に勉強会を開かれています。年に数回招かれて栄養療法について話をしています。

5月26日(日)東京で朝から勉強会です。これもドクター向け。
プラクティカルセミナーというタイトルで、毎日の診療で栄養療法を実践する時にぶつかる問題や、なかなかうまくいかないときの応用などなど・・・実践編という感じのセミナーです。

そして5月27日(月)タイトルにある一般向けの講演会です。

今回は、静岡県三島市の健康つくり課さまからのお招きです。
数年前には静岡県島田市からもお招きいただいたので静岡県では2回目の一般の方向けの講演会になります。
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 平成25年度 食育・こころの健康づくり講演会

 『こころの栄養』〜食事でうつを予防する〜
 
申込み不要・入場料無料・手話通訳あり

問合せ: 三島市立保健センター(健康づくり課:055-973-3700)

┌ 場所: 三島市民文化会館・大ホール 13:30〜15:30(開場13:00)
└ 費用: 無 料
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実は三島市にはなじみがあります。
春から夏にかけて西伊豆の海では大きな鯛がつれるのです。
ことしはまだ1回しか行けていませんが、まだ暗いうちから箱根の山を下るときに三島市街の夜景がとてもきれいに見えるのです。

そして三島を抜けて沼津の小さな湾内に手漕ぎボートでいざ出陣するのです。
富士山のすそ野まできれいに見える海からの眺めは絶景で、たとえ魚がつれなくても最高の気分転換をさせてくれます。

三島は新幹線も止まり東京からも名古屋からも訪れやすい場所です。
駅周辺も古い街並みが残っていて宿場町として栄えていたことがわかります。
実は三島から3カ月に1回の定期的な検査を受けに新宿までいらっしゃる患者さんも多く、今回の講演でもお会いすることができるかな・・・と思っています。
また三島では、この栄養療法を積極的に活用してくれている歯科の先生がいらっしゃいます。平日の昼間なのでいらっしゃることができるかわかりませんが、お会いできたらなと思っています。

入場も無料のようです。
しかも時間が2時間。
そのうち質疑応答の時間をたっぷりととっているそうですので、いつもと違った一般の方向けの講演会になりそうです。



| ひとりごと | 08:46 | comments(3) | trackbacks(0) |


血液検査データについての書籍
JUGEMテーマ:健康


連休も最終日になりました。
良い天気の日が多かったので、連休を楽しまれた方も多くいらっしゃるのではと思います。
僕は、2回釣りに行きました。
イカや鬼カサゴが釣れて美味しくいただきました。

その他の休日はほとんど本の執筆をしていました。今もその最中でちょっと休憩タイムにブログの亢進です。
今は3冊の本のプロジェクトが同時進行中です。

ひとつは”「うつ」は食べ物が原因だった”のレシピ版です。
うつを予防したり積極的に食事で対応したり・・・・そのためのレシピをまとめて本にしようというものです。
理論的な部分を自分が担当し、レシピについては糖質制限食の理論とレシピで有名な大柳珠美先生が担当してくれます。
もう一つは、同様の企画でスープ編です。
ここでも大柳さんに知恵を絞ってレシピを出してもらうことになっています。

そしてこの連休に集中して執筆していたのが血液検査データの栄養的な解釈についての本です。
僕の医師向けの講演を聞いた出版社の編集担当の方から以前から依頼があったものです。
ただ血液検査データの栄養的な解釈は、通常の基準値を参考にした判断と大きく異なっていて、通常の先生方には理解してもらえません。勉強した先生なら皆さん納得してくれますが・・・

ですので検査データについて書籍にまとめることにはとても抵抗があってずっとお断りしていました。
それでも企画を若干変更したりして再度依頼してくれたので、思い切って受けることにしました。

内容が内容だけに今までの本と比較して基礎的で理論的な記載が多く、はっきり言って面白い本ではありません。
ただ患者さんやブログをお読みいただいている皆さんから、もっと勉強したいという声を多くいただくので、今回はかなり突っ込んで書いています。

実際に出来上がることがわかったらまたお知らせしますので、是非とも手にとって自分の検査データを手元に置きながら読んでくださいね。

それでは連休最終日、良いお天気です。
楽しくお過ごしください。
| ひとりごと | 11:19 | comments(3) | trackbacks(0) |


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