2013.09.19 Thursday
助産婦さんたちへの講演
JUGEMテーマ:健康
9月15・16日の連休は台風が直撃し多くの地域で大変な被害が出ていました。
その連休は、東京で泊りがけの勉強会を開催していました。新幹線で遠方から出席される先生方には、静岡近郊で新幹線がとまり遅刻されたかたもいらっしゃいました。
2日目が終わった後も、まだ交通機関に遅れがあったためお帰りも遅くなってしまったのではと思っています。
さてその翌日の9月17日には、東京で大勢の助産婦さんへ妊娠・出産・授乳中などの栄養について話をしてきました。
妊婦さんや授乳中のママさんたちに配布される資料に書かれている、食事や栄養の内容とは大きくことなるものになったのですが、日々妊婦さんや授乳中のママさんへ生活指導などをされている助産婦さんから、実際の指導をしていて感じる疑問や問題にあった内容であったと感想をいただきました。
実際のデータや栄養療法を行った妊婦さんの経過などを提示し、適切な栄養補充を行うことによって得られる様々な変化についてを紹介しました。
栄養アプローチを行いながらの出産、子育てのメリットは・・・
・つわりがない つわりが軽い
・むくみがない、むくみが軽い
・妊娠中、貧血にならない そのため元気
・お産が軽い
・お産のときの出血が軽い
・赤ちゃんが良く眠る
・赤ちゃんがぐずらない、ニコニコしている
・おむつかぶれなど皮膚のトラブルがない
今回の講演では、栄養補充による子供の知能指数が上がる報告や、鉄の補充によって産後のうつが起こりにくいなどの報告も紹介しました。
通常の妊娠の経過を見ている助産婦さんにしてみると、妊娠中頃から妊婦さんが貧血になっていくことは普通のことのように感じていると思います。
適切な栄養補充によって、普通に起こる常識と思われるような変化も起こらずに快適な妊娠と出産を経験することができます。
今回の講演では、助産婦さんが適切な栄養指導をすることの大きなメリットについても話しました。
ママさんが正しい栄養の知識をえると、子供へも正しい食事をつくることができ、ご主人の栄養にも気をつけるようになるでしょう。
そんな日常生活に根ざした栄養への知識の伝播がおこると良いですね。