うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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「がん治療」のブログは本ブログ「うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際」に統合しました。2012年末までの投稿は「がん治療」ブログでご覧いただけます。

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ことしもあと一ヶ月になります。
ブログのアップも減ってしまい、ブログから情報を期待している皆さまにはご迷惑をおかけしています。

9月のシンポジウムでは、全国から栄養療法実践ドクターをお招きすることができ、多くの皆さんにも聞きに来ていただきとてもうれしく思いました。

その後は、不妊治療に関係する学会で妊娠に必要な栄養についての講演を2回行い、この分野でも栄養の重要性を認識していただく機会になっています。

そして今年の後半からは、ウエブにおける動画を使った情報発信を始めています。
血液検査データを栄養的に判断するための情報をこの治療を受けている方々がともに学べるようにしました。
また新宿のクリニックを訪れてくれたドクターとの対談などもこれからアップしていく予定です。

ドクター向けの情報発信では、これまで年2回開いていたベーシックセミナーをウエブで動画として配信することにしました。実際の配信は来年担ってから期日が具体化するとおもいますが、昨日は最初の収録を行いました。実際に目の前にドクターがいるリアルのセミナーとことなり、ゆったりと話ができているかな・・・と思っています。
もしこのブログをごらんいただいているドクターで興味がある方は有料になりますがごらんいただければと思います。

クリニックの診療では、9月のセミナーでもシンポジストとして参加していただいた香川県の桑島先生に月に一回の漢方外来を担当していただくことになり、心理面サポートでは臨床心理士の北田先生にクリニックまで来ていただきカウンセリングをお願いすることになっています。

クリニックに併設しているセミナールームでは、従来から継続しているチーフカウンセラーの定による栄養療法の勉強会、自分が担当する栄養療法に関する疑問などにお答えしつつクリニックを紹介する機会、さらに糖質制限の食事法で有名な管理栄養士の大柳さんにも定期的なセミナーを開いていただくことになりました。
北田先生にはいろいろなテーマにおけるセミナーを開催していただき、クリニックで治療している患者さんやご家族にとても好評をいただいています。

来年も、ブログや動画、さらに書籍の出版などを通してこの治療の情報を提供していくつもりです。
一人でも多くの方が、人間の体の機能のすばらしさに触れ、食事やサプリメントを用いて心と体をいたわりより良い状況になる手伝いをできればと考えています。



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