うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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本日のベーシックセミナー終わりました
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今日は、品川でベーシックセミナーがありました。
100名以上の参加者で熱気あふれる会場でのセミナーになりました。

講演中にも話したのですが、10年前にドクター向けの勉強会を始めたときには参加者はほぼ自分の後輩と一部先輩たち・・・。
講演後には、

『良い話だったよ!』
とか
『おもしろかったです。』

とか・・・の感想を言ってくれても、だれも臨床で取り入れることもなく、その後のセミナーのお知らせでもリピートしてくれる人は皆無。

それが、今日は100名以上の参加者です。
前に立ち挨拶をするときには、本当に嬉しく思いましたし、自らすすんで休日を使って勉強しに来てくれる先生方へ感謝の気持ちでいっぱいでした。

今日はこの治療について初めて学ぶ方々を対象にしているセミナーですが、なかにはすでになんどもベーシックセミナーに参加してくれている方や、すでに実践しているクリニックのスタッフさんたちも参加してくれました。
これもとてもうれしいことです。クリニックのスタッフ皆さんが、同じ方向を向いて患者さんの治療にあたることはとても重要ですし、院長先生から言われてもなかなか休日に時間を使って勉強会へ参加できるものではありません。

そして今回は、既にこの治療を導入されている先生からの紹介の医師や歯科医師が多く参加されました。これも大変嬉しく光栄なことです。
栄養療法を実践し、これまでの治療だけでは満足する改善が得られなかった患者さんの良好な経過などから知り合いのドクターへ声を掛けてくれたのです。
栄養療法とかの表現だったり、サプリメントを用いる治療などといわれると、まだ医療界や医師の間では偏見が強くなかなか仲間のドクターへ紹介することができないこともあるでしょう。

血液検査データの読み方をただの数値の判断だけを伝えると誤解を招きます。
どうしてもこの治療法の基礎となる考え方を伝えなければならないと感じています。そのため、今日も前半のかなりの時間を割いて話をすることになりました。
セミナー後の感想で、前半が少し長くてしつこかった・・・というコメントをいただきましたが、EPAの作用機序がわかりためになったといわれました。
その感想こそ期待したものだったので自分としてはOKです。

魚油に含まれるEPAは血液サラサラにして動脈硬化を予防しますからね!! と患者さんへ説明しても、その機序を理解しているかいないかで、EPAの応用ではまさに雲泥の差がつくでしょう。

オーソモレキュラー療法は、”この病気には、この薬。”という治療法ではありません。
患者さんそれぞれの病態を改善させるための作戦をたてることが医師の仕事であり、ひとつの栄養素は多くのはたらきを持つため基本を知ることがとても大切なのです。  
| ひとりごと | 23:48 | - | - |


お知らせ:重要
JUGEMテーマ:健康


前回のブログでお知らせした山梨県大月市での講演会は、大雪の影響が強く中止が決まりました。
すでにお申し込みいただいた皆様には主催者から連絡をされているようです。

すでにお申し込みいただいていてまだ中止の連絡がない方、
前回のブログなどで申し込みなく講演会への参加を予定されていた皆様、大変残念ですが明日の講演会は中止になりました。
大変申し訳ありません。ご了承いただければと思います。

延期と連絡をいただいておりますので、日程などが合えば後日同様のプログラムで講演会が開かれるものと思います。

そのときにはまたブログなどでお知らせいたしますので参加をご検討ください。



| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 18:00 | - | - |


山梨県大月での講演会
JUGEMテーマ:健康


暖かくなったり寒くなったり体調管理が難しいのではと思います。
水曜日の一般内科外来ではインフルエンザの患者さんが多くて驚きます。今年のインフルエンザは症状が少し軽いかな・・・という印象です。
栄養療法を続けていると、学校のクラスや家族にインフルエンザがはやってもうつらないことが多いです。自分も予防接種もしません。毎年多くのインフルエンザやノロウイルス感染の患者さんを多く診察していますが、症状がでることはありません。感染しているのかもしれないのですが、自分の免疫で発症しないのでしょう。

さて2月9日日曜日は、山梨県大月市で開かれる講演会に参加します。
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稚枝子おおつきクリニック主催一般講演会[山梨県大月市]
「自分の体にもっとやさしく〜なんだか疲れて、悲しく、虚しい女性たちへ〜」
・会場:大月市民会館 4F・視聴覚室(山梨県大月市)
・時間:14:00〜17:00(13:30受付開始)
・参加費:無料
・定員:150名
・講師:溝口 徹 先生(新宿溝口クリニック院長)
    武者 稚枝子 先生(稚枝子おおつきクリニック院長)
・お申し込み、お問合せ:お電話かFAXでお願いいたします。
 TEL.0554-56-7766 FAX.0554-20-1266(稚枝子おおつきクリニック)
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武者先生は産婦人科を専門とされ、さらに心身医学や心療内科にも詳しい知識と経験をお持ちです。
地元で女性のためのクリニックを開院され地域の方々から信頼されています。

栄養療法を古くから勉強され大学病院での勤務中には、低血糖症に関係する論文なども書かれている実績をお持ちです。
従来の診断方法で貧血ではないといわれる女性の多くに鉄欠乏が隠れいてる事実を早くから理解され臨床の治療に応用され多くの女性の患者さんの改善に貢献されています。女性外来を掲げる先生には鉄欠乏症の理解は必須ですが、なかなか十分に理解されていないことが現状です。
武者先生は潜在性の鉄欠乏症=隠れ貧血が理解されないことに問題意識をお持ちになったのだと思います。2013年には”自分の体にもっとやさしく〜なんだか疲れて、悲しく、虚しい女性たちへ〜”という本を出版されました。
一般の方々向けの本ですが内容は詳しく、さらに武者先生のお人柄が伝わる文章です。自分もある新聞に推薦するコラムを書きました。

講演会へ参加することが困難な方も、是非この本をお読みいただき女性が直面する鉄欠乏とその他のホルモンなどの問題について理解されると、ただただつらい症状の背景にある女性ならではの体の変化を知ることになり、少しだけ気持ちが楽になるのではないかと思います。

天気予報では日曜日は寒く雪の可能性がありますが、世界遺産の富士山のふもと大月まで参加いただければうれしく思います。

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 08:24 | - | - |


今日は大阪でセミナー
JUGEMテーマ:健康

おはおうございます。

今日は、午前中を新宿で診療し午後を休診にします。
夕方から大阪で心身医学を専門にする先生方へ栄養慮法についての講演を行うためです。
午後の休診により患者さまにはご迷惑をおかけいたします。

クリニックのスタッフは、午後の時間を利用して避難訓練をします。
首都直下型の地震が起こることとが指摘されていることから、一度まとまった時間で災害のシュミレーションをすることが大切だと思っているからです。
消防署から専門の方をお招きしてレクチャーしてもらいます。
クリニックの診療時間内で地震がおこることを想定し、患者さんの誘導や2時災害の予防。さらに徐細動機(AED)のおさらいなどなどやることはたくさんあります。クリニックが入っているビルは耐震構造ですが、火災やその他のことも想定しなくてはなりません。

大阪のセミナーは神戸三宮にあるナチュラル心療内科、竹林先生からのお招きによるものです。
竹林先生は投薬中心の心療内科・精神科治療に疑問をもち開業されています。栄養療法を治療に取り入れていただき多くの患者さまの改善を経験されている専門の先生です。専門の先生に認めていただくことはとてもうれしく思います。今日は心身医学を専門にされる先生方への講演なので栄養の問題がいかに脳の機能に影響するのか、さらに血糖調節のトラブルによる低血糖症と多くの症状との関係についてもお伝えします。

90分の時間で伝えたいことがいっぱいですので雑談なしの早口講演になりそうです。
講演をきっかけにこの治療を臨床へ応用してくれる先生がいらっしゃれば良いですね!!



| 低血糖症 | 08:33 | - | - |


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