今年の桜も雨などで散り始め、お花見をたのしめるのは今日明日ぐらいでしょうか。
今年も通勤でつかう東海道線の車中から桜をたのしみました。
クリニックは新宿御苑の隣ですが、今日は朝からお花見の方々で行列ができていました。きっとキレイなのでしょうね。
桜の季節は、進学、進級、就職・・・・新しい年度の始まりです。
やはり日本では、この季節が新年度の始まりにはふさわしいです。
昨日も、長くこのクリニックを利用してくれている若者たちが来院してくれました。
小学生や中学生からこの治療に取り組んでくれています。高校や大学への進学、大学院への進学、就職など・・・本当にうれしいです。
もちろん、本人にすると希望通りでない進路もあるでしょう。
もう50歳になる自分にすると、一歩一歩前進してくれていることが大満足ですし、心から承認することです。
みんな、よくがんばりました。
クリニックには長く勤務してくれ居るスタッフが多くいるので、彼らの成長を驚き、いつも応援しています。
さてこの季節といえば花粉症です。
去年の3月にフジテレビのスーパーニュースで花粉症に対する栄養療法がとりあげられ、それを機会に多くの患者さんが受診してくれました。
正確な数値を統計処理していませんが、印象では9割以上の患者さんが明らかな改善を実感し報告してくれています。飲み薬も使わず、目薬・点鼻薬も不要というかたも多くいらっしゃいました。
自分も重度の花粉症だったので、この治療の効果は実感しているのですが、自分が花粉症の改善を実感できたのは、栄養療法を始めてから4〜5年たった頃からでした。
今回のように、1年、あるいは早い人であれば2〜3ヶ月の栄養療法で花粉症への効果がでるようになったのは、ビタミンDの応用にあります。
花粉症の患者さんの多くは、ビタミンD不足が強いことが分かりました。
また十分な血中濃度が維持できるようになることにより症状が改善することも分かりました。
スーパーニュースで取り上げられた花粉症にたいする舌下減感作療法が保険適応になるようです。花粉症への効果はありますが、栄養療法では粘膜の機能をあげることになるため、杉に対する花粉症だけでなく、ハウスダストやその他の花粉などへのアレルギーも改善します。
さらにビタミンDの適正化は、ウイルスや細菌への感染防御にもつながります。
アトピーや喘息も花粉症への栄養療法で改善した・・・・という報告も多く聞くことができるのがこの治療の特徴でありよいところです。
ブログの更新頻度が下がってしまい、申し訳なくおもいます。
今日は、新刊のゲラチェックも終えました。
近日中には、40歳から始めるアンチエイジングの本も出版の予定です。新しい情報も含んだので楽しみにてください。
また最後にブログへのコメントにたいするお願いです。
コメントを利用して質問をいただくことも多いのですが、個別のご質問にお答えすることは控えています。これまでの膨大なブログの中にきっと答えらしいものがあると思います。検索機能などを使っていただければと思います。
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今日はいまのところ良い天気です。
皆様は、春の週末をお楽しみください。
自分は、土曜日にしかこれない患者さんが多くいらっしゃるのでこれから診察に向かいます。