うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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「がん治療」のブログは本ブログ「うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際」に統合しました。2012年末までの投稿は「がん治療」ブログでご覧いただけます。

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今日は岡山にいます
JUGEMテーマ:健康

今日は、岡山のコンベンションセンターに居ます。
日本産業衛生学会という学会でのセミナーで発表するためです。

この学会は昨年も講演しましたが、今回で87回目を迎える大変伝統と歴史がある学会です。87年前から日本では産業衛生という概念があり学会があったのですね。

今回のテーマは、うつ病とパニック障害と栄養との関わりについてです。
一般の方々向けの講演内容よりも、少しトゲを抜いて柔らかい表現にしました。

たとえば・・・

”精神科の先生は、血液検査をしない。しても理解できない。”

などと良く話すのですが、そのような過激な表現は削除!!

”治療はひたすら抗精神病薬の投薬に終始する ”

などもダメダメ・・削除です。

もうこのブログをお読みいただいている皆様には常識になっている血糖調節のトラブルである低血糖症と鉄やビタミンB群、ナイアシンなどが不足するとどのように脳のトラブルが起きるかということについて話してきます。

先日のためしてガッテンでもフェリチンをとりあげ、貯蔵鉄の減少がうつ症状を引き起こすということが一般のメディアでも取り上げられてきましたが、それらの情報が医療従事者とくに医師まで浸透し理解されるまでにはまだまだ時間がかかると思います。

今日の学会は、起業や役所などの職場でのうつ病やパニック障害などの患者さんに接する産業医やカウンセラーさん栄養士さん保健師さんなどが所属する学会です。
凝り固まった医師だけの学会ではなく、職場のメンタルヘルスの改善のためには重要なポストに居る方々で、実際に成果をださなければなりません。

是非、今日の講演を機会に職場のメンタルヘルスに栄養的な考えを取り入れてもらえればと思います。
社食をかえるだけでも、午後の仕事の効率が会社全体として向上するかもしれませんね。

| ひとりごと | 10:47 | - | - |


鳥栖での講演ダブルヘッダー 5月18日です
JUGEMテーマ:健康


ブログをお読みの皆さん、こんにちは
5月18日の日曜日は、九州佐賀県の鳥栖へお邪魔します。
午前中は、一般のみなさまを対象とした講演会で、午後からは地元のドクターへの栄養療法の基礎についての勉強会で講師をすることになっています。

◆5/18AM一般講演会(主催:鳥栖市保育会)

鳥栖市役所 3階 大会議室
10:00〜11:30 (9時半開場)
入場無料
当日参加OK

テーマ
お子様の元気な笑顔のために栄養のおはなし(仮)

先日、ヤフーニュースを見ていたら気になるニュースがありました。
母乳で育てている乳児のほうが粉ミルクで育てているこどもよりもくる病が多いという内容でした。
くる病はビタミンDの欠乏症状で以前は東北地方によく見られていました。東北地方が日照時間が短いことが原因とされてきましたが、今回のニュースは母乳かミルクか・・・という内容でした。

実はこの事実は、数年前から小児科の学会などで指摘されています。
お母さんは美白のために紫外線に当たらないことが子供のビタミンD欠乏の原因とされています。
そんなお母さんの母乳に含まれるビタミンDは粉ミルクのビタミンDよりも遙かに少なく乳児がくる病になってしまうのです。

子供は成長します。
そのためには適切な種類と量の栄養補給が必要なのです。
乳児のくる病で例を挙げたのですが、子供の様々なトラブルに栄養の問題が関わっていることは事実です。

今回の講演では、成長期のお子さんは私たちが想像するよりも遙かに栄養が必要・・・裏返すと子供は容易に栄養不足によるトラブルが起こりやすいということを示しています。

機嫌が悪い・・・ぐらいの程度から、すぐに怒ってキレる・・集中力が出ない、朝起きられない、授業中座っていない、友達とすぐにけんかになる・・などの子供の困った・・・について。また自閉症〜発達障害と専門居から診断されているような場合まで含めて見られる栄養的な問題点など、実際の患者さんの経過などを含めてお伝えしようと思っています。







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