2014.05.22 Thursday
今日は岡山にいます
JUGEMテーマ:健康
今日は、岡山のコンベンションセンターに居ます。
日本産業衛生学会という学会でのセミナーで発表するためです。
この学会は昨年も講演しましたが、今回で87回目を迎える大変伝統と歴史がある学会です。87年前から日本では産業衛生という概念があり学会があったのですね。
今回のテーマは、うつ病とパニック障害と栄養との関わりについてです。
一般の方々向けの講演内容よりも、少しトゲを抜いて柔らかい表現にしました。
たとえば・・・
”精神科の先生は、血液検査をしない。しても理解できない。”
などと良く話すのですが、そのような過激な表現は削除!!
”治療はひたすら抗精神病薬の投薬に終始する ”
などもダメダメ・・削除です。
もうこのブログをお読みいただいている皆様には常識になっている血糖調節のトラブルである低血糖症と鉄やビタミンB群、ナイアシンなどが不足するとどのように脳のトラブルが起きるかということについて話してきます。
先日のためしてガッテンでもフェリチンをとりあげ、貯蔵鉄の減少がうつ症状を引き起こすということが一般のメディアでも取り上げられてきましたが、それらの情報が医療従事者とくに医師まで浸透し理解されるまでにはまだまだ時間がかかると思います。
今日の学会は、起業や役所などの職場でのうつ病やパニック障害などの患者さんに接する産業医やカウンセラーさん栄養士さん保健師さんなどが所属する学会です。
凝り固まった医師だけの学会ではなく、職場のメンタルヘルスの改善のためには重要なポストに居る方々で、実際に成果をださなければなりません。
是非、今日の講演を機会に職場のメンタルヘルスに栄養的な考えを取り入れてもらえればと思います。
社食をかえるだけでも、午後の仕事の効率が会社全体として向上するかもしれませんね。