JUGEMテーマ:健康
地方の大学病院精神科で治療を継続されている30歳代の女性の患者さんです。
診断名は、統合失調症。
主治医から丁寧な紹介状をもって新宿へ来てくれたのが8か月前でした。
ジプレキサを中心とした投薬で強い症状は軽減していたのですが、幻聴が消えることはなく副作用を強く感じていました。
先日、再検査のために新宿を受診してたときには
すっきりとした印象で、顔つきはしっかりされて、体のこわばりのような副作用が無くなっているようでした。
栄養療法をはじめてからの経過をうかがうと・・・
眠りが深くなり幻聴が無くなった。
ジプレキサを減薬することもできるようになり、辛かった副作用がなくなった。
ないかをしようという意欲がでてきた。
絵を描きたいという気持ちもでてきて描き始めました。
そんな経過をうかがって、描いた絵の写メとかないの???
と尋ねたところ、バッグから作品が印刷されたはがきをだしてくれました。
一目見てビックリしました。
雰囲気がある絵です。
絵ハガキをいただき、ブログなどへアップすることの了解をいただいてその日の診察を終えました。
創作作業には、長時間継続しないことを注意しているそうなので安心です。
主治医の先生も喜ばれているとのこと。
お薬の使い方も、多剤併用になるような処方の仕方ではない先生なので適切に調節していただけると思います。
このような患者さんの経過に触れると、栄養のもつ力とともに強いバッシングをうけながらもオーソモレキュラー療法を確立したホッファー先生に敬意を感じるのです。