うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

ご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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オーソモレキュラー療法
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【生殖医療におけるオーソモレキュラー 素タ荏阿肪里辰討きたいこと〜】


819日(日)、第17回生殖バイオロジー東京シンポジウムのランチョンセミナーで『生殖医療に必要な代謝経路を読み解く』というタイトルでお話しさせていただく機会がありました。

   

    

日本人の女性はこれから出産を控えた20代・30代の痩せが深刻な状態で、摂取カロリーの低下がその背景にあります。

皆さんは出産前の女性の低栄養が子供の多くの疾患発症と深く関係しているということをご存知でしょうか?

   

   

低体重児は成人後に2型糖尿病になりやすいというのは有名な話ですが、出産前の女性の低栄養は虚血性心疾患・本能生高血圧・メタボリック症候群・脳梗塞・脂質異常症・神経発達異常などと相関関係があると言われています。

   

これは成人病胎児期発症起源説(DOHaD)として国内外で専門の学会において議論されています。

   

ここで、元々はうつ病と診断され生活保護を受けていた患者さんの例をご紹介しましょう。

   

初回の検査では食後高血糖・鉄欠乏・脂肪肝の所見がありましたが、検査後は糖質制限食とサプリメンテーションで断薬に成功。

パートも可能となり生活保護を返上するまでに至りました。

その後、オーソモレキュラーでの妊娠を希望され、47歳で妊娠、無事ご出産されています。

   

これは栄養を整えたことで、社会復帰だけでなく新しい家族を迎えることが出来た患者さんの例です。

   

   

従来の不妊治療にオーソモレキュラーを併用し、妊娠・出産に至っている患者さんも多くいらしゃいますが、不妊治療におけるオーソモレキュラー的アプローチは女性だけではなく、男性にも非常に有効で、男性の方が改善の効果が早く出やすい傾向にあります。


    

例えば不妊症のクリニックで精子の質が悪いと言われた36歳男性に、ビタミンB群と亜鉛、ノコギリヤシ、ビタミンD及びuDHAを飲んでもらったところ、1年後の検査では精子量・数が増加し、運動率が大幅にアップ。そして奇形率は低下という結果が得られました。

   

   

オーソモレキュラー療法では、妊娠希望でクリニックを受診される患者さんにまず行うのは、詳細な血液検査です。

   

血液検査においては

   

.織鵐僖代謝の状態チェック

炎症や微小血栓の有無

E瓦箘 ̄瑤硫疉埖チェック

DHEA-sや甲状腺などのチェック

      

などが非常に重要なポイントになります。


   

これらの検査結果を踏まえて

食事指導とサプリメンテーションを行い、3ヶ月後に効果判定の再検査を行うという流れです。

  

   

タンパク代謝について少し説明を加えると、人間は食事から摂取したタンパク質をアミノ基転反応や酸化的脱アミノ反応を経て代謝するのですが、これらの反応にはALTASTLDH(乳酸脱水素酵素)が補酵素として必要になります。

これらは普通、肝機能評価の指標となる項目ですが、オーソモレキュラーではタンパク代謝が上手くいっているかの指標にもなるのです。

  

   

妊娠に必要なビタミンD3DHEAは、テストステロンやエストラジオールなどの性ホルモンの前駆体であるコレステロールから作られるのですが、これらはカロリー不足やストレス下では、十分に作ることが出来ません。

つまり、妊娠希望であるならば、ストレスコントロールして、栄養をしっかり摂取しコレステロールをしっかり確保することが大切なのです。

   

   

そして不妊治療においては甲状腺機能の適正化及びビタミンDの濃度を上げることも重要な要素になります。

これらの2つについては、次回のブログでお話ししようと思います。

  

  

また、妊娠中における鉄欠乏は産後のうつ・不安・認知機能・ストレスと深い関係にあり、産後のコレステロール低下は、不安・怒り・うつの有病率と有意差があります。

妊娠がゴールではなく、産後の不調を防ぐためにも妊娠中及び出産後もタンパク質や鉄をしっかり摂取することの重要性がここからも分かるでしょう。

   

   

不妊治療だけではなく、オーソモレキュラーにおいて基本的に全ての病態改善の基礎となるのは生化学的な補正です。

食事とサプリメンテーションで生体内分子の補充をし、消化吸収・解毒なども考慮をして腸内アプローチも併用することがあります。


  

妊娠希望や妊娠中の栄養アプローチを目的にクリニックを訪れる患者さんたちには、妊娠前及び妊娠中、そして出産後も栄養をしっかり母体にいれることが母体の健康だけでなく、生まれてくる赤ちゃんにも影響を大きな及ぼすことをお伝えするようにしています。

   







   







   


   


   


  

| 医療セミナー報告 | 11:13 | - | - |


今日のランチ

JUGEMテーマ:健康

外に出るランチは、いつも一人です。

今日は行きつけの焼き肉ブラックホールでハンバーグランチを食べていました。

ライスなしキャベツ大盛+ダブルおかわりキャベツ+トッピングはもう一つハンバーグです。

今日はさらに目玉焼きを追加トッピングでした。 ほぼ食べ終えて、メンバーカードを持っている人だけのサービスドリンクのウーロン茶を飲んでいたときに。。。

   

 「先生〜〜!!」 と偶然にも40歳代の女性がお店に来ました。 この女性は、2006年8月が初診なので、12年間クリニックの栄養療法を続けてくれている方です。

栄養療法やオーソモレキュラーなんて全く知られていなかった12年前から治療を継続してくれているので、患者さんと言うより同志という感覚です。 


こちらの女性、席に着くなりメニューも見ないで注文開始 ダブルハンバーグ ライス、デザートなし ジャガイモも外してね! ソースは卸しポン酢をダブルでね。 ・・・・通過ぎる、常連だなとすぐに分かりました(笑) ダブルハンバーグ    

   

ハンバーグダブルをモグモグと食べる患者さん。 12年前よりも明らかに元気で若返ってます。

  

お肌もとてもキレイ!! クリニックが自費診療に移行したことへの意見や感想を聞かせてもらいました。

そしてもともと得意だった英語の達人になろうと、英語の厳しい塾へ通い始めたとのことでした。 

   

12年前、心身ともに不安定・・・お肌もくすみ・・・頻繁に点滴が必要な状態だった方とは思えません。 あの頃だったらダブルハンバーグはあり得なかったでしょう。 すっかりと元気にキレイになって、自分の人生を楽しんでいる様子が伝わりました。

| ひとりごと | 19:52 | - | - |


9月2日(日)長野で講演します。

今週日曜日、9月2日は長野のメルパルクホールにて、たかはしクリニック院長の

高橋先生と管理栄養士の大柳先生と講演会に登壇します。


  

高橋先生は、形成外科・皮膚科がご専門ですがオーソモレキュラーをクリニックで導入されて積極的に多くの患者さんへ応用されています。

  

   

今回、自分は『お肌も脳も絶好腸!腸の健康がみんなの元気』というテーマで講演依頼を受けています。


  

「脳腸相関」いう言葉がありますが、近年はここに皮膚が加わり「脳腸皮膚相関」という言葉ができるくらい皮膚も腸と大きな関わりがあるのです。


   

今回の長野講演会ではそのことについてお話しできたらと思っています。


  

入場無料で大きな会場ですので、長野近郊にお住いの方は是非足を運んで頂けたらと思います。




| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 13:13 | - | - |


砂糖依存・低血糖症の裏に隠れているもの


火曜日の『ザ!世界仰天ニュース』の放送ですが沢山の方にご覧頂いたようで、視聴率も非常に良かったそうです。

このブログにも放映後、1万以上のアクセスがありました。

   

そしてツイッターのトレンドワードに上がったり、Facebookでも数多くシェアされたり、SNSでも大きな反響があったようです。

   

  

最近は忙しいこともありテレビからあえて遠のいていたのですが、今回、自分の話と紹介した患者さんの話を聴いた製作チームの皆さんが当初の予定よりも大きく枠を取り砂糖依存とオーソモレキュラー療法を取り上げて下さることになり、スタジオまで足を運ぶことになりました。

   

  

  

砂糖依存度チェック、皆さんはどれくらい当てはまりましたか?

  

  

快く取材にご協力くださった患者さん、そして今

回砂糖依存とオーソモレキュラーをこのような形で取り上げてくださった制作チームの皆様にこの場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

   

   

放送内容について少し追記すると、甘いもの依存の方はセロトニンやGABAなどの神経伝達物質を自分の身体で作りだせないのですが、その裏には低血糖症の引き金にもなる深刻なビタミン・ミネラル不足が隠されています。

   

  

特に鉄欠乏は甘いものを欲しますし、インスリンをコントロールする働きがある亜鉛が不足している方は血糖値を上手にコントロール出来ないので低血糖症になりやすいのです。

   

  

そしてそこにはビタミンB群およびナイアシンの不足なども隠れており、これらの栄養素の重篤な不足は低血糖症だけでなく、疲れやすくなったり、うつ症状を引き起こす原因となるのです。

   

まずは自分の身体に足りない栄養素が何かを知ること。

それらの不足を補い、甘いものだけでなく糖質を控えた食事をすることが、低血糖症にはなによりも効果的なアプローチ法なのです。

そしてタンパク質と脂質をしっかり摂ること、血糖値が下がりすぎる前にこまめに補食をすることも大切です。

   

  

うつ病と診断されクリニックに来院された患者さんを診察すると実は低血糖症で、低血糖症の治療をする事でうつが治ってしまうケースも多々あります。


  

今回の事前取材では仰天ニュースの制作チームの皆さんに自著『図解でわかる最新栄養医学「うつ」は食べ物が原因だった!』

(https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4413110366/orthomolecule-22/)を使ってこれらのことを解説させて頂きました。

   


  

このテレビを通して、砂糖の怖さだけでなく、『低血糖症』というワードが世間にもっと広まるきっかけになれば自分もとても嬉しいです。

   

オーソモレキュラー療法についてもう少し学んでみたいと思われる方は是非、『最強の栄養療法「オーソモレキュラー」入門』(光文社新書)

 https://www.amazon.co.jp/dp/4334043429/orthomolecule-22 をご一読頂けたらと思います。

  

   

| オーソモレキュラー療法(栄養療法) | 09:01 | - | - |


『ザ!世界仰天ニュース』砂糖依存の恐怖SP、本日放送です

昨日のブログにてお知らせしましたが、本日の夜9時から日テレの『ザ!世界仰天ニュース』に甘いもの依存についての特集でゲスト出演します。

   

日テレHPより


クリニックにいらしたことのある方はお気づきになるかもしれませんが、診察の様子の再現VTRは雰囲気を出すために、診療時間外の早朝のクリニックで撮影されました。

ちなみに溝口徹役の俳優さんはシブい感じの方でした(笑)

      


VTR取材は院長室にて。

甘いものに依存してしまうメカニズムなどについて質問に応える形でした。

     


スタジオ収録は、少しの出演のために半日くらいスタジオに拘束されました。

毎回思うことですが、スタジオ収録は本当に拘束時間が長いのです。

まぁ楽しんでできたので良かったです。

  

  

今回の放映にあたり、実際にインタビューに協力してくださった患者さん(50代の女性)は甘いもの依存を克服してすっかり健康を取り戻し、現在もお仕事をされています。

     


本当に苦しい状態から紆余曲折を得て、ネットで検索し自分のクリニックを見つけて受診してくれました。

そして「オーソモレキュラーで健康を取り戻すことが出来たので私にできることなら協力します」と快く取材とVTR出演まで引き受けてくださったのです。

     


実は先日も診察のために来院されたのですが、こうして元気になった今も、健康チェックの一環としてオーソモレキュラーを継続・実践してくださっていることは本当に自分としても嬉しいことだと思っています。

   

どのくらい取り上げられているのかは分かりませんが…皆さんも本日の放送、楽しみにしていてくださいね!

  


『ザ!世界仰天ニュース 〜美を持続する女性のナゾスペシャル〜』(日テレ)

8月21日(火)

夜21時〜21時54分 ON AIR

(MC :笑福亭鶴瓶・中居正広)

HP: http://www.ntv.co.jp/gyoten/

  



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