うつ病からがんの治療までオーソモレキュラー療法(栄養療法)の実際
医療法人回生會 新宿溝口クリニック 医師・歯科医師向けセミナーのご案内
うつ病、パニック障害、発達障害からがんの治療まで海外で広く実践されている「薬だけに頼らない」オーソモレキュラー療法を紹介します。投薬治療が中心のうつ病や統合失調症などに多くの実績があり発達障害にも応用されています。高濃度ビタミンC点滴療法は、がんの治療に新しい可能性を提供します。

院長よりご挨拶
溝口 徹

溝口 徹(みぞぐち・とおる)
自分にとって必要な栄養素を知ること。そして、その栄養素を十分に摂取すること。正しく、十分な栄養素が、自分の心と身体を、より良い状態に改善させます。
精神疾患の診断を受け、多くの薬を用いて対症療法の治療をされている方が多すぎます。最適な代謝が、脳内の神経伝達物質の分泌を適正化します。その結果、薬が必要であった症状の多くが改善することを、分子栄養学的なアプローチでは多く経験します。
このブログでは、日々の診療で経験する多くの患者さんの経過や、その背景にある学術的な作用を、できるだけわかりやすく伝えてゆきます。本来の自分らしさ取り戻すために、少しでも役立てていただければ嬉しく思います。

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22年の実績のある栄養療法カウンセラーが子供の健康と栄養を語ります。

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【7/9(日)オーソモレキュラー療法 ベーシックセミナーレポートその◆船織鵐僖代謝について〜】
実際の臨床でオーソモレキュラーを応用するのに最も重要であると言えるのがタンパク質代謝の改善です。   
    
    
そのためベーシックセミナーでは、タンパク質代謝を評価する分野には時間をかけました。(雑談が長かったと言われそうですが・・・)
  
栄養学の教科書などでは、タンパク質の必要量は体重1kgあたり1〜1.5g/日であると記載されることが多くあります。
実際にクリニックでも一つの目安としてこの量に該当する食品を紹介したりします。
   
    
ところが、タンパク質の必要量は個人差が大きく、年齢や運動量にも大きく影響を受けます。
さらに、総摂取カロリーに大きく依存するので、一般的に1日○○グラム摂ればよいですよ〜と言うことができないのです。

厚生労働省のホームページでも、従来のタンパク質湿容量の算定は高カロリーの状態で算定されたものであり、実際に必要な量よりも少なくなっていることが書かれています。

そこで重要なことは、この患者さんのタンパク質代謝を評価すること。
つまり検査することで、その時の患者さんの状態を正しく評価します。

人間ドッグや健康診断では、総タンパクやアルブミンなどでタンパク質代謝を評価するのですが、アルブミンが低下するのはタンパク質代謝に重度の問題があるときです。

オーソモレキュラーの効果をしっかりと得るためには、微妙なタンパク質の代謝を評価することと、その問題点について積極的にアプローチすることが重要なのです。

タンパク質は消化吸収するために多くの過程が必要な栄養素です。
そのため胃腸障害があると吸収率が下がるだけでなく、未消化のタンパク質がさらに腸のトラブルを引き起こすことにもなりかねません。

自分の腸が積極的なタンパク質代謝の改善に耐えられるかどうかの目安として、300gのステーキを美味しくいただけるかどうかかな、と思っています。

その量のステーキでお腹が張ったり、ガスが臭ったり、便通が悪くなるようであれば、お腹のサポートをしながら栄養療法をしなくてはならないかもしれません。

※次回のベーシックセミナーは9月10日(日)に
福岡で開催となります。(講師:飯塚 浩先生)
お申込期限:2017/9/6(水)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.mssco.jp/seminar/

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| 医療セミナー報告 | 19:31 | - | - |


【7/9(日)オーソモレキュラー療法 ベーシックセミナーレポートその 〜鉄代謝について〜】
ベーシックセミナーでは、患者さんの栄養状態を少ない検査項目でいかに把握して臨床へ応用するかをポイントにしています。

そのなかでも重要な一つが鉄代謝の理解です。

一般的には貧血があるかどうかで鉄の不足を評価しますが、それでは何もわからない・・・いや貧血があるかどうかはわかりますが、本当に鉄が足りているのかどうかはわかりません。

そこで従来の赤血球数(RBC)、ヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Hct)とそれらから計算で得られるMCV,MCH,MCHC、さらにフェリチン、血清鉄、UIBCなどから鉄代謝を把握します。

これらを理解すると、
フェリチンがやや高い値の時に本当に鉄が十分なのか。
それとも鉄が十分にあるのに、使えていないのか。
それとも別の理由でフェリチンが上昇しているのか。
などを評価判断することができます。

そしてさらに、実はこれらのデータだけでも、鉄代謝だけでなくタンパク質代謝やビタミンB群の不足状態も予想することが出来るようになります。

この部分については、ベーシックセミナーでは少しだけ触れましたが、詳しくはアドバンスセミナーで扱います。

鉄とフェリチンの記事を、FBに過去5回シリーズで掲載しましたが、まだ読まれていない方は過去のブログをご一読頂けたらと思います。

鉄の代謝とフェリチンについて
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1285
鉄の代謝とフェリチンについて
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1286
鉄の代謝とフェリチンについて
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1287
鉄の代謝とフェリチンについて
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1288
鉄の代謝とフェリチンについて
http://orthomolecule.jugem.jp/?eid=1289

次回はタンパク代謝についてのセミナーレポートを書こうと思います。

※次回のベーシックセミナーは9月10日(日)に
福岡で開催となります。(講師:飯塚 浩先生)
お申込期限:2017/9/6(水)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.mssco.jp/seminar/

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| 医療セミナー報告 | 19:22 | - | - |


【7/9(日)オーソモレキュラー療法 ベーシックセミナー開催@東京・品川】
7月9日日曜は、年に2回開かれているオーソモレキュラー療法のエントリーセミナーであるベーシックセミナーで講師をしました。
このセミナーは2003年からずっと継続しているので、もう何回やったことでしょう。

最初は、小さな集会室のようなところでしたが、いつの頃からか会場も大きくなりました。

今回も全国から大勢の医師・歯科医師のみなさんが参加してくれました。

そして会場には認定ONPの方々も!

ONPのみなさんは、がっちりと栄養療法の基礎を勉強されてきたので、医師・歯科医師向けのセミナーに参加してもらえます。
もしかしたら、セミナー初参加のドクターよりもすでに知識も経験も豊富です。

初期のベーシックセミナーでは、できるだけ多くの血液検査項目の栄養代謝的な意味をお伝えしようとカリキュラムを組んでいましたが、数年前から方向転換をしました。

実際の臨床により役立つ内容をエントリーセミナーで提供しようという意図です。

そこで僕が選んだのが

・鉄代謝
・タンパク質代謝
・糖代謝

この3つの分野に絞り込んでしっかりと内容を作りこむことにしました。

これらの代謝は、通常の保険診療で行える検査項目でも、そこそこ評価が可能であることと、これらを正しく評価し補正すると多くの患者さんの病態が改善するからです。

ベーシックセミナーはWeb版もあります。

そのWeb版をすでに受講された先生にも今回ご参加頂いたのですが、その先生がWeb版より面白かったです・・・と声をかけて下さって嬉しかったです。

リアルなセミナーでは、ご参加いただいた先生方とのやり取りもできます。
雰囲気によって話す内容も変わります。

Web版ではカメラに向かってひたすら話をするので、疲労度倍増です。

次回このページで、セミナーの報告を
‥澗綣
▲織鵐僖代謝
E代謝
の流れで、皆さんにも少しだけお伝え出来たらと思います。

※次回のベーシックセミナーは9月10日(日)に
福岡で開催となります。(講師:飯塚 浩先生)
お申込期限:2017/9/6(水)
詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.mssco.jp/seminar/



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| 医療セミナー報告 | 18:35 | - | - |


【7/3(日)抗糖化・抗酸化〜糖化・酸化ストレスへの理解と栄養アプローチ セミナー報告】
先週の日曜日、糖化と酸化をテーマにしたセミナーが品川にて開催されました。

今回のセミナーには糖化の分野では、まさに第一人者である同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター/糖化ストレス研究センター教授の米井嘉一先生をお迎えしました。

米井先生は、自分も評議委員を務めている日本抗加齢医学会の創設時からのメンバーで、アンチエイジングの分野ではご自身の研究データから臨床データにいたるまで豊富な知見をお持ちの方です。

昨日は、ランチタイムもご一緒することができ、講演も含めて多岐にわたる多くのお話を聞くことが出来ました。

感想ですが、米井先生ご自身が魅力的でした。
講演はユーモアに富んでいて、そしてランチタイムや質疑応答などでも他人の話をとても良く聞かれていました。
糖化については、ご自身の興味から自然にスタディされている様子を知ることが出来ました。

セミナー内容ですが、米井先生は『糖化』と『酸化』を明確に区別されており、その結果として『抗糖化』と『抗酸化』についての違いも明白でした。

特に印象に残ったのが、生活習慣の『糖化』への影響です。
飲酒や喫煙が糖化を促進すること、そして睡眠がとても強く糖化と関係することに驚きました。

メラトニンはAGEsの架橋の分解を促進します。
つまり、寝るべき時間にしっかりと暗い環境で十分に眠ることは、その日のうちに出来たAGEsを消してくれるということです。

前回の副腎疲労のセミナーでも早寝早起きの睡眠リズムの重要性がとても印象に残っていましたが、抗糖化という切り口でも、睡眠を見直すことになりました。

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| 医療セミナー報告 | 16:25 | - | - |


過敏性腸炎と診断されていた・・・

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昨日の診察で、もう栄養療法(オーソモレキュラー療法)を終了しても良いかなぁ〜と前回の診察で感じていた患者さんが当日予約受診で来院されました。

何十年も苦しんでいた下痢で過敏性腸症候群と診断され、なかなか良くならず心療内科へ紹介され・・・という、よくあるパターンの治療歴でした。

話を聞くと、カンジダの関与が疑われる患者さんで検査所見でもカンジダへの反応がありました。
カンジダ対策のサプリメントと腸粘膜を丈夫するアプローチをして、毎日1回のバナナ便になってとても喜んでいただいていたのです。

果物を控えることを続けていたのですが、頂き物の宮崎マンゴー2個
そして、旬のさくらんぼ少々

これで一気に下痢の再発でした。
控えていても下痢が続いて改善の傾向がないとのことでした。
まだ夕張メロンを取り寄せ注文したいたそうですが、果物が悪さしていることを本人も自覚していて、僕からもダメ出しして欲しそうだったので、ダメ出ししました。

もう一回、カンジダ対策のやり直しですが、今回は初診時よりも早く改善されると思います。
腸管粘膜の炎症が以前よりも落ち着いているからです。

のど元過ぎれば・・ですね、と笑い話で診察を終えることが出来ました。
| LGS腸管壁浸漏症候群 | 14:16 | - | - |


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